ゴールデンウィークもあと2日。いかがお過ごしでしょうか。
今日は英国チャールズ国王の戴冠式。

日本でも様々なニュースで取り上げられるようです。

チャールズ国王と言えば……、

6年前の「日本エシカル推進協議会」の定例朝食会で、
私が「ロイヤル ファミリーの エシカル ファッション」というテーマで
お話したことを思い出しました。

各国のロイヤルファミリーメンバーの
サステナブルスタイルを紹介したのですが、
私が一番印象に残っているのは、
チャールズ国王のこちらのジャケットでした。
（下記写真参照）

イギリスのBBCで2013年に放映された
「CountryFile」というTV番組で
当時のチャールズ皇太子の
バイオダイナミック・オーガニック農場を紹介した時に
着用されていたものです。

レザーのパッチを何枚もあてた、
15年以上着続けているという年季の入った愛用ジャッケット。

お抱えサドラー（馬の装具を作ったり修理したりする人）に
リペアをお願いしていると語っていました。

番組放映後、いくつかのメディアで
この魅力的なジャケットのことが話題となっていました。
彼は自分のファームについてこうも語っていました。

「In farming, as in gardening, I happen to believe that if you treat the land with love and respect (in particular, respect for the idea that it has an almost living soul, bound up in the mysterious, everlasting cycles of nature) then it will repay you in kind.

—  King Charles III

　農業においても、ガーデニングにおいても、
　愛と敬意を持って大地を扱えば、同じようにあなたに返してくれる。
　神秘的で永遠なる自然のサイクルと深く関係しながら、
　生きている魂を持っているという考え方を特にリスペクトしている。　
　— チャールズ3世」

彼の大地に対する心のあり方は、
ファッションにも現れているのではないでしょうか。

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