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ルールの先

今回は、すごく教師みたいな話。

社会の形態は、2つパターンがある。

1つ目は、王権神授説。
神が王に権利を授けた。だから、王こそが法だ。という社会。中世は、このような形態の国が多かった。

2つ目は、社会契約論。
社会はルールによって作られている。いわゆる、法治国家だ。国一番偉いのは、人ではなく法。絶対者の気分で国は変えられない。絶対者の上に、法がある。

ほとんどの国が、現在は法治国家だ。
日本も法治国家、憲法が最高法規であり、国の為政者は、憲法を守らなきゃいけない。

社会は、ルールによってできてるのが現代。
国という単位だけでなく、組織もそうだろう。ルールがある。そのルールを守ることで、組織が健全性を保つ。ルールがない社会は、カオスだ。

しかし、僕らは、何のためにルールがあるかも理解せねばならない。
ある漫画のセリフで、「法とは、在り方だ」といっていた。どういう国民になってほしいかから法を考えるべきだという。

ルールは、あり方を示すものであって、守ることが目的になるものではないのだと思う。

今一度、学校の校則は、どのような生徒を育てたいのか考えるべきだと思う。
校則は守ることが目的ではない、どのようない生徒を育てるか、それを示す指標でなければならない。

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