見出し画像

若いうちから成功!成長!に対する違和感

「設定した人生のゴールに向かって、できるだけ速く辿り着くのがよい」みたいな風潮が2年前くらいまですごく強かったと思います。

コロナになって、価値観の棚卸しをする中で「速さ」より大切なものに気付いた人が多いと思います。換言すると、「速さ」にこだわりすぎることで見えなくなってしまうものの存在に気付いたのかもしれない。「脱成長」「スローライフ」「丁寧な暮らし」「(揶揄するコンテクストで)意識高い系」という言葉をたくさんSNSや書籍でみるようになりました。

断言しますが、「速さ」は大切だと思います。ただ「速さ」を追い求めても「速く辿り着けるわけではない」のがミソだと思います。「速く辿り着く」は言い方を変えれば「効率よく生きていくこと」つまり「無駄を排していくこと」だと思います。

ただ、若い時は何が無駄で何が無駄でないかなんてわからない。これはN数を増やせばいいなんていう話ではなくて、サンプルを増やせばそれだけ致命傷になるような無駄な時間を過ごす可能性も高まります。

目まぐるしく変わる時代の中で選球眼を磨くのなんて不可能です。だから、自分が急いで成長しようとしたって、時代が求める人物像なんてすぐ変わってしまいます。

やっぱり1日1日丁寧に正直に生きていく中でしか、剥けない皮みたいなのがあると思います。これが年の功ってやつなのかなぁと。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今後もあなたのお役にたてる記事を投稿をしていきますので、スキ・コメント・フォローなどを頂けますと、猫のようになつきます。

よろしければサポートお願いします!ありがとうございます!