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#4 AHA(アメリカ心臓協会)BLSプロバイダーコース受講🫀

こんにちは!
2023年もあと少しですね🤏

先日、AHA (アメリカ心臓協会)のBLSプロバイダーコースを受講しました‼︎

2023年はCSCSの資格更新があり、BLS資格も更新する必要があったため、受講しました。

2年前にもJSPO-ATの更新手続きの関係もあって、AHAのBLSプロバイダーコースを受講しておりますが、学べる内容が現場的で理解しやすかったので、今回も受講しました。
ちなみに、この資格の有効期間は2年間です。

少し他の団体の講習よりも値段は少し高いですが、
救命の現場で活動している医師や看護師などのスタッフ、参加者の皆様も医療関係者なので、普段のスポーツ現場やトレーナーのセミナーでは聞けないような話を聞くことができます。
スポーツ現場に関わる方に、一度は受講してほしい内容です!

テキストを読んだことがある人は、分かると思いますが、アメリカっぽくシステマチックな流れで学べます。

講習で学べる内容は、

  • 救命の連鎖

  • 成人に対するBLS

  • 成人及び8歳以上の小児に対する自動体外式除細動器

  • チームダイナミクス

  • 乳児及び小児に対するBLS

  • 乳児及び小児に対する自動体外式除細動器

  • 換気

  • 成人・小児・乳児に対する窒息の解除

上記のように、ほぼテキストの流れで行います。
その後、
成人・乳児に対するBLSの実技試験🫀

筆記試験✏️(テキスト持ち込み可)
を行って修了です。

筆記試験は、、、100点でした✨笑

今回の講習の実技で、チームでCCF(chest compression  faction)を高めるために必要なことを学んだので、忘れないようにここに残しておきます。

CCFとは、心停止中の胸骨圧迫を行なっている時間のことで、換気などの胸骨圧迫中断時間と算出します。
これが0.6以上が望ましく、より高い方が救命率が上がるとされています。

4人のチームでBLSを最初に行った際は、CCFが0.7でしたが、その後どうしたら改善できるかを話し合いました。2回目は、CCFが0.8に上昇しました!

CCFを高めるためには、まずはリーダーが、AED・換気・胸骨圧迫・緊急通報など、その場にいる人に明確な役割分担を行い、胸骨圧迫の交代や換気、除細動のタイミングなどをコミュニケーションを取りながら行うことが重要だと感じました。
そうすることで胸骨圧迫の中断時間を最小限にすることができました!

でも、実際に自分が遭遇する可能性のある救急の現場では、周りが医療関係者ではないことの方が多いですし、話し合いをしている間にも救命率は下がっていくので、いつその現場に遭遇しても対応できるように、しっかりと準備をしておきます🫀

この2年間で忘れていたこともあったので、定期的にBLSの講習に参加して実技も含めて復習することが必要だと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
良いお年をお迎えください🎍

BLS provider認定証