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小企業のイノベーションは? 8月27日 Charlie Company: Research Strategy ニッチ追求型の研究開発戦略

8月27日 今日は、巳の日で、お金儲けに縁起がいい日だそうです。今日は「金がない」「お金に困った」と言わないほうがいいそうです、知らんけど。


#Charlie_Company :  #Research_Strategy (中企業チャーリー社の研究開発戦略)
#ニッチ追求型の研究開発戦略

 中規模の製薬企業であるチャーリー社は、大企業のエイブル社、ベーカー社とはそもそも企業体力も市場への狙いも違います。

チャーリー社:
 研究選択:基礎研究は全く行わない。応用研究のみ。
 参入分野:
      第1に、簡単な修正で特許が取れる。
       ニッチでも重要な分野で独占地位を占めうる分野。
      第2に、若干の開発活動で治療効果を高める分野。
      第3に、市場が小さいため、ひとたび優れた製品が出現するや、
      新規参入のインセンティブが働かない分野。

『状況への挑戦』より

中規模以下の企業には、基礎研究に投資する余裕はないので、そこはすっぱり諦める。開発は、出来うる範囲で、というやり方は中小企業ならではでしょう。


 「マネジメント」が記された1974年から40年後の現在では、IT技術の低額化によって、中小企業においても「計画→設計→実装→テスト」のサイクルを小さな単位で高速で行なう #ドラッカーの #マネジメント理論 を高速に行う「アジャイル開発」がよりやりやすい環境となりました。

営業やマーケティング分野にも、DX導入によって、より効率的な営業ができるようになりつつある、と言われています。

例えば、保険代理店などでは、これまでパンフレットを何枚も持ち歩いて、お客様の要件を入力し、後日提示に訪問して、、、と手間暇が多いものでしたが、最近では、DX投資を行いスマホアプリからお客様自身に登録してもらうことで、事務コストの削減を実現、営業は、より重点顧客周りに力を入れられると期待されています。

さらに、外部のアドバイザーからの助言や作業を取り入れやすくなっているため、自前で研究所を持つよりも、外部とのネットワークによって製品やサービス開発をより早く市場へ投入することで、より大きな価値を生むと、この概念を取り入れた企業が増えています。

アクサ生命のCRM刷新事例が有名です。

アクサ生命は、顧客一人一人の情報を一元的に参照できるようにするため、CRMシステムを刷新しました。このシステムの開発に際して、アクサ生命は初めてアジャイル開発を取り入れました。

アジャイル開発を導入したことで、アクサ生命は、顧客の要望をより迅速に反映することができ、ユーザーの満足度を向上させることができた、とのこと。

アジャイルはプロセスを改善するマネジメントに向いていると思います。

ところで、資金もなきゃ、人も雇えない、という組織は、金かけて研究開発なんてできやしないから、自分で工夫するしかありません。例えば、仙台の某ラーメン店さんは、毎週のように「限定メニュー」を投入し、大いに支持を集めています。彼によれば、開発の方法は、お客の声をきき、自分が表現したいものと掛け算して、新しいものを生み出していくというシンプルな方法です。作り手と買い手(お客)との距離が近しくて、小回りのきく飲食店ならではです。

 新製品を開発しても、売れなくちゃ意味がありません。売れるためには、何が必要か?ドラッカーは、

「マーケティングの狙いは、顧客というものをよく知って理解し、製品ないしサービスが顧客にピッタリと合って、ひとりでに売れてしまうようにすることである」

(「マネジメント」より)

と記しています。

多くのビジネスパーソンは、これを理想論として、鼻で笑ったそうです。
ところが、日本企業は愚直にこのテーマに取り組んだ結果が、60〜70年代の高度成長であり、第2次オイルショックをもろともしなかった80年代の成長だったといいます。

90年のバブル崩壊以降、天災や疫病、そして、戦争と日本経済は大いに揺れ、不幸なy世代を何十万人と生み出しました。しかし、MLBの大谷選手やスケートの羽生選手、将棋の藤井七冠など未来を変える人たちは次々に生まれています。

あなたも良き未来を築けますように。
まずは今夜からスタートしてみては?

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映画の興収やマーケティングを題材にヒット法則なども探っています。

それでは、明日もお元気で。
今日は弁天さんにお参り行ってこよっと

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