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ドラッカーが教える「良い社風を築き、維持し続けるためにすべきこと」 1月15日 The Spirit of an Organization 組織の精神

#1月15日  
#The_Spirit_of_an_Organization
#組織の精神

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。

今日のテキストは、『 #現代の経営 』1987年版 上巻 13  #組織の精神 196〜200ページ、『 #経営者の条件 』1966年版 4 #強みを生かす  1 #強みを強調する人事 137~147ページに記されています。

「組織の精神」を端的に表す2つの文章。
1、カーネギーの墓標に記された「己より優れたるものを部下とし、共に働く技を知れる人、ここに眠る」。
2、身体障害者の職場開拓運動のスローガンである「重要なのは、その人の失われた能力ではなく、その人の持つ能力である」。

ベバレッジ卿の言葉が組織の目的であると、ドラッカー。

「凡人に非凡なことをさせる」ことが、組織の目的である。どんな組織も天才に頼ることはできない。

#現代の経営  1987年版 上巻、197ページ

良い精神が組織内に行き渡っている場合に、投入された労力の総和以上のエネルギーが生み出される。

#現代の経営  1987年版 上巻、198ページ

組織を構成する普通の人々に能力以上の仕事をさせ、その長所を伸ばし、それを利用して立派な仕事をさせるようにできるかどうかは、「組織の精神」によるとドラッカー。そして、良い精神が組織内に生まれるためには

 各々に、その優れた能力を十分に発揮させる活動の自由を与えなければならない。卓越したの応力が発揮された時には、常にそれが認められ、激励され、そしてそれに対し、十分な報酬が与えられ、そしてまた、そのことによって組織の全成員の能率促進が図られねばならない。したがって、良い精神と言われるものは、人々の注意を個々人の長所にーー個人にできないことではなく、できることにーー向け、「昨日の良い業績は今日の最低、昨日の最低は今日の普通」となるよう、全体の能力と業績の向上を絶えず要求するものでなければならない。

#現代の経営  1987年版 上巻、197ページ

いわゆる、良い社風の築き方を示しているものです。
そして、ドラッカーは、「仲良くやってる」ことよりも、基準はあくまで組織の業績に置くべき、と常に記しています。

いわゆる「良い人間関係」でも、それが優れた業績から得られる満足とか、あるいは仕事の関係の適当な調和に基づくものでなければ、単なる見せかけだけのものであって、現実には決して良い精神を産むことにはならない。外見だけが良い人間関係は、組織内の人を成長させず、順応し萎縮させるだけのものである。

#現代の経営  1987年版 上巻、197〜198ページ

外見だけが良い人間関係は、組織内の人を成長させず、順応し萎縮させるだけのものである。

今日も、切磋琢磨していきましょう。

#重要なことはできないことではなく 、できることである。

 2つの言葉が、あるべき組織の精神を要約する。
 1つはアンドリュー・カーネギーの墓碑銘「己よりも優れた者の助けを得る技を知れる者、ここに眠る」
 もう1つは身体障害者雇用促進キャンペーンのスローガン「重要なことは、できないことではなく、できることである」である。
 そのよい例が第二次世界大戦中、ルーズヴェルト大統領の特別顧問をつとめたハリー・ホプキンズだった。当時、瀕死の病におかされていた彼は、歩くことさえ苦痛で、1日おきに数時間働くのがやっとだった。そのため、重要なこと以外はすべて整理せざるをえなかった。
 しかし彼は、仕事上の成果を少しも損なわなかった。それどころか、チャーチルが「核心の大家」と呼んだように、戦時中のワシントンにおいて、誰よりも多くのことを成しとげた。ルーズヴェルトもまた、ホプキンズの類のない貢献を得るために、あらゆる既成のルールを無視した。

(『現代の経営』『経営者の条件』)

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