4月8日 Leadership Is Responsibility リーダーシップは責任

本日のテキストは、『変貌する産業社会』(ドラッカー全集2巻の521ページ)『非営利組織の経営』『プロフェッショナルの条件』(185ページ)から

成果を上げるリーダーに関する言及は、『非営利組織の経営』4章リーダーの責任(42〜56ページ)にあります。


本日 #4月8日  月曜日。学校も今日からスタートですか?さて、今日の #ドラッカー #365の金言  、テーマは #Leadership_Is_Responsibility
#リーダーシップは責任

そして、今日の金言は、、、
#リーダーは権限を委譲する
#だが範となるべきことについては自ら率先して行う
#何もかも委譲してしまったら敬意は期待できません

「権限・権力あるところに責任あり」という諺があります。

 ここ数ヶ月、国や組織のリーダーたる人たちの行動・振る舞いに「トカゲの尻尾切り」的な責任が感じられない行動が多いように見受けられます。

たとえば、我が国の総理、岸田さん。国会議員の裏金というか脱税騒動を巡る岸田首相をみると、彼は党員39名処分したと言いますが、己の責任については問われない、という立場をとっているように見受けられます。

「秘書が」と雇用した秘書のせいにする政治家は、己には責任を問わない姿勢や

自民党総裁である岸田首相の責任を問う声が上がるのも当然のことと思います。


 現代の組織に身を置く専門家職員は誰しも、たとえ彼が経営担当者であろうと個々の専門家職員であろうと、等しく重要な3つの責任を持っている。しかもその責任にはそれぞれ権限が伴わなければならないのである。第一に、彼には部下が最も効果的にその仕事を遂行できるようにしてやる責任がある。第二に、彼には組織全体に対する責任がある。そして第三に、彼には、自分に対して権限の上ではなんの関係もないが、他の分野で他の職務について働いており、しかも彼の知識、情報、忠告、アイデア、教示を求めている人たちに対する責任もある。

『変貌する産業社会』(ドラッカー全集2巻の521〜522ページ)より

 組織全体に対する責任、組織外の国民に対する道義的責任があるでしょう。それが為されていないという不満の声が上がっているものと思われます。

他責は楽ですが、お勧めできる態度ではありません。部下や周りも見ていることに気づいた方がいいでしょう。責任ある立場にある人物が他責にすると、職員の間にいつ自分のせいにされるかわからない、という不安が蔓延し、組織の心理的安全性は一気に下落します。

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