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4月7日 強みによるリーダーシップ

おはようございます。今朝も #ドラッカー365 やっていきましょう

#ドラッカー #365の金言 #4月7日 #強みによるリーダーシップ    #リーダーと普通の人たちとの差は一定である

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3qUQZtj

“汝の時間を知れ“ ドラッカー

上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:強みによるリーダーシップ

今日のアクションポイント: #強力なリーダーを配することによって全部門の成績をあげてください

重要なことは、人間を変えることではない。我々の任務は、個人の持つあらゆる強み、活力、意欲を効果的に活用することによって、組織全体の業績達成能力を生かすことである。(「経営者の条件」(昭和41年版 185頁より)

人事による人財育成教育は、個人の強みを活かすようになっているだろうか。あら削りな石を、玉に磨く、と言う比喩がなされることが多いけれど、実際は、上司に刃向かわぬように、牙を抜く、従順にさせるようにしているだけ、良さを消していくこと、突出しない人間に変えることに力を注いでいるように思える。

ドラッカーははっきり記している。しかも、昭和41(1966)年に。

人間を変えることではない。その個人が持っている強みを組織に動員させて、組織全体のパフォーマンスを改善することである、と。

今行われている採用後研修や人財育成の教育プログラムを見直す、と言うこともいいかもしれない。

と言うのも、5日のMLB LAエンジェルス。大谷選手の活躍はアメージング!としかいいようがない。



投げては161キロの豪球と148キロの変化球のコンビネーション。打者としては、第一打席、いきなり初球を捉えてホームランという活躍ぶりである。

チームは、「打者1本に絞ったら?」「投手だけにしたら?」などと大谷選手の強みを消すことを強要せず、彼の持つ強みを組織に動員させるには 2Waysを活かすにはどう起用することがチーム力向上につながるか、について、相当考えていることがわかる。

もちろん才能あふれる選手だから、そのように遇されるわけだが、大谷選手のみならず、強力な個性と才能揃いの野球チームにおいて、各選手をどう起用すれば、長いシーズンの間、チーム力を落とすことなく、最大化できるか、GM、監督らでしっかり考えられているのだろう。

“組織の中で効果を高めることが必要な、あらゆる分野において、我々は、機会の開発というものに対して、できるだけその努力を注ぎ、そして、問題からはなるべく努力を逸らすようにしなければならない“(「経営者の条件」184頁より)

現在の日本企業の多くが問題解決ばかりに時間を注いでいるように思える。しかし、55年前にドラッカーは「機会の開発に努力を注げ。問題解決からは離れろ」と提言していたことは、もっと注目されていいし、問題だらけの我々であるけれど、問題よりもむしろ機会に力を注ぎ、クライアント企業の方々に貢献していきたいと改めて思う次第です。


今日もやっていきましょう!


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