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2月11日 マネジメントの人間的側面

#ドラッカー #365の金言 #2月11日 #マネジメントの人間的側面 #マネジメントとは人にかかわることである #あなたは駄作の中で演じる名優になっていませんか #そうであるならばその状態をどうするつもりですか

今日のタイトル、サブタイトル、原文では、タイトルが、Human Factor in Management(経営における人間的要素) 、サブタイトルは、Management is about human beings.(経営とは人間のことである)。

ドラッカー博士が大切にする考え方の1つが「学習」ということ。

己を知り、自分に求められていることを理解し(=マーケティング)、自ら変革し、在り方を変えることで、人的物的資源に、新しく大きな富を生み出す能力を授ける(=イノベーション)こと。マーケティングとイノベーションとを遂行し、組織が質的成長を遂げること、それがマネジメントの本質と説いています。

だからこそ、成功したマネジメントは、仕組み、ではなく、人が中心になる。

組織は人が中心だからこそ、有徳者だけがマネージャー(経営者)たりえる。なぜなら、人を動かす(=共同して、成果を上げてもらう)には、飴と鞭でもなく、権威でもなく、権力でもなく、ましてや暴力でもない。経営者の行い(what he does )は大切である。しかし、同様に大切なことは、その人となり(who he is )である。

したがって、マネージャーの誠実な人格によって、はじめて組織が動く。マネージャーの資質に大切なものは、”integrity of character” =人格者として認められた誠実さ、だと、主著「マネジメント」では説いています。

人格者かどうか。。。非常に厳しい基準と思います。自分など、なかなかマネージャーになれそうにもありません。

ところで、つい先日、大手外資系企業の経営を立て直した、70代のベテラン大物プロ経営者が、家庭内暴力で逮捕されたという事件がありました。

仕事は優秀、だが、家庭で暴力夫、という人物はマネージャー足りうるか、というテーマが浮き上がっています。仕事は仕事、プライベートはプライベート、と、ワークとライフを分けて、という考えもあります。

しかし、ドラッカー博士は、”integrity of character” と説いていますね。「キャラクター(人格、性格)の統合者」ということです。

つまり、仕事の優秀さと家庭の優しさと、性格が統合されていなければ、誠実な人物、人格者とは言えない、ということとなるでしょう。「人の在り方が経営には大切だ」と説く博士の考え方に則るとそういう結論となるのだと思います。

今日の本文の1部をご紹介します。

“マネジメントの役割は、人が共同して成果を上げることを可能にし、強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。これが組織の目的である。したがって組織にとって、マネジメントは決定要因である。“

ど直球ですね。

“マネジメントとは、個の責任とコミュニケーションを基盤とするものである。“

おう。

“マネジメントは、ニーズと機会の変化に応じ、組織とそこに働く者を成長させなければならない。“

お、おう。。



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