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8月16日 4つの起業家戦略 Exploiting Innovative Ideas

おはようございます。

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#ドラッカー #365の金言 #8月16日 #4つの起業家戦略

#Exploiting_Innovative_Ideas

#創造性は格好がよい#問題は死亡率が高いことである

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のACTION POINT

#とるべき戦略を念頭におきつつイノベーションの種を探してください

4つの起業家戦略とは、「イノベーションと起業家精神」の353ページ以降に記されている概念です。

1、総力攻撃:Fustest with the Mostest 最強にして最高のもの

(例:製薬会社ホフマン・ラロッシュ社。ビタミンに全精力を投入。ビタミン製造の特許を取得し、現在でもビタミン市場の約半分、年間数十億ドルの売上を上げている。同様の戦略をデュポンも実施。ナイロンを発明し、市場を支配。)

2、ブルーオーシャン戦略:Hitting Them Where They Ain’t (MLBの名選手、Wee Willie Keebler 氏の言葉。「守備陣が居ないところに打つんだよ」)

例:ライバルが居ない市場を攻略する(高級市場しかなかった時計市場に参入したカシオとセイコー。デジタル時計という新しい市場を日本企業が席巻。デジタル時計でのブランド「Swatch」という新しい分野を開拓)

3、ニッチ戦略:Finding and occupying a specialized “ ecological niche ” 特化した「エコロジカル(生存できる)ニッチな小市場」を攻略する。

例:アルコン社。老人性白内障の外科施術において必要な酵素を開発。市場が世界全体でも年5000万ドル程度と小さすぎてライバルが参入するメリットがないため、独占されている。

4、製品や市場の経済特性を変える戦略:Changing the economic characteristics of a product, a market, or an industry. 

例:郵便(それまで職人の1日分以上の日当を支払わないと手紙や荷物は送ってもらえなかったが、わずかな切手代で国内つづ浦々まで運んでもらうことができる活気的なサービスに)、アップルのiPod&iTunesによるダウンロード音楽、という市場の変革 

非常に参考になりますね。今日もやっていきましょう。



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