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ナラティヴ・セラピー講座に参加

先日ナラティヴ・セラピーのZoom講座に参加したので、今日はそのことを少し書いてみたいと思います。

ひとつ理解が深まったことは、ナラティヴ・セラピーの定義には色々ある、ということです。 これが本当のナラティヴ・セラピーです、と一言では言えなさそうです。 ナラティヴ・セラピーについて、一つ一つ、知っていきたい、そして、実践していきたいと改めて思いました。

講師の方からの講義とグループでの対話を行ったり来たりして、進んでいきました。 僕のグループは4人。全体では40人ほどでした。 僕のグループは、学校でカウンセリングをしている方、スピーチライターの方、メンタルセルフケアに携わる方、そして、僕でした。

みなさん現場でさまざまに経験されているので、お話をすればするほど学びが深まっていきました。 以下のようなことを学びました。

クライエント本人が自覚しているストーリーだけでなく、ストーリーにはバージョンが複数あるよ、という話し。
違うディスコースがある、という視点を持つことが大事。

たとえば、クライエントが「人生はつらいもの、我慢するもの」というディスコースを持っている場合に、「人生は楽しむもの、我慢しなくていいもの」という違う視点のディスコースもあるよ、と。まさしく人生いろいろ、である。 人生は上演中の舞台に投げ込まれるようなもので、その役柄から逃れられない

特に子ども時代は。

自分らしさを取り戻していくターニングポイントがあるんじゃないか。 この話をしている時に参加者の方が、たとえば、ロミオとジュリエットの舞台に出演しているとなかなか吉本新喜劇には行けない。 吉本新喜劇というお笑いの舞台が存在することにすら気付けない。 という話は面白い例え話だな、と思いました。

いま、テレビドラマで地上波以外にネットフリックスやHuluなどがあり、脇役の登場人物が主人公になったスピンオフドラマがあったりする。あのような感覚で、ナラティヴでは、主役が変わる、という視点を持つのが大事かなと。 悩むことが出来るのは才能、という捉え方。

困ったことが起きた時に「良かったじゃん!」と捉えて、声をかけていく。 そして、そこから会話を続けていく。 そういうことも大事だよね、と。

人が問題なのではない、問題が問題なのだ、という考え方がナラティヴ・セラピーでは大事にされている。 あながが問題なのではないんです。 時代背景があなたの人生に色濃く影響しているのです。
クライエントは、問題の人、ではなく、問題に悩まされている人なのです。 すなわち、困った人ではなく、困っている人なのです。
また、短絡的にジャッジをしないこと、評価をしないことが大事です。
以上、まとまっていないけれど、
共有してみたいと思います。
(2022年2月11日に書いた記事です)

人が問題なのではない、問題が問題
👆
この考え、とても理解できるよ。

WHO(世界保健機関)が提唱するICF(生活機能分類)の定義が、まさにその通りだ。厚生労働省のリンクを参考に貼っておこう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ksqi-att/2r9852000002kswh.pdf

特別な人に対する方法ではなく、全ての人に該当して考えることができるよ。例えば、がん(悪性新生物)を患っている患者に対する介入もご自身や家族、環境も巻き込んで一緒に、がんと向き合い状況に応じて変化させていく。という考え方をするの。がんという存在が課題で、その人が課題なのではないんだね。それに、大病は確かにしんどいものだから大変なのだけど、その状況になることで気づける事がある。ってことも事実で。
自身だけでなく、家族や周りとの絆や愛を見つめることになると思うの。
こういった観点からもナラティヴだなぁと感じたよ。

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いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます
ドラマや漫画にある主人公のストーリーも好きだけど
脇役のドラマにハマる事もありますよね
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そして感想をいただけたら、次に繋げていきたいと思います


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