大きな話題を書き続けると、ネタが尽きてしまいそうだ。まあいいか。

バンド歴でも話すか。
私はいわゆる「陰キャ」、且ついじめられっこだったので、中高生の頃に文化祭に出たり…とかはしていない。
エレキギターは習ってたけど。だから、ギターを背負ってるところをたまたま同級生に見られた時、「あいつキモいくせに生意気！」とか色々言われた。

20歳過ぎてから、楽器屋のメンバー募集で初めてバンドを組んだ。
ブランキー等のコピー。私はベースをやり、その為にYAMAHAのSBV550を買った。今でも大事な愛機。
一度限りのライブをやって終了。

その後はまたメンバー募集で集まり、ハイロウズ等のコピーバンド。
ここでもベース。何度かライブをやった後、ボーカルとギターの二人が東京へ行ってしまい解散。ちなみに数年後、二人とも兵庫県に戻ってくる。ボーカルは何をしているかわからん。ギターには久しぶりに会えたと思いきや、某マルチ商法に誘われ心底がっかりした。

上記二つは、今はもうないライブハウス、三宮のPi:z（ピーズと読む）でやっていた。

2004年。
神戸スタークラブにいた「変態系」という界隈。
巨乳まんだら王国、セックスマシーン、膀胱チョップ、ナイトな夜、四星球、そのへんが活躍していた。デビュー前のマキシマムザホルモンとも対バンした。
そんなシーンの中に私は居た。
自称トキメキドゥームメタルバンド、dumo（でゅも、と読む）。
なんだか良くわからないけど、面白そうだからメンバー募集の貼り紙を見て応募し、加入した。
そこでもベース。しかもステージネームがコメット。なんでや。未だに私をコメットって呼ぶ人に会うと、少し恥ずかしい。
作風は禿げてる人にも人権を、生まれながらにして眼鏡をかける悲しみ、セクハラ課長を呪うOL、危険だけど可愛い仔イノシシ、等々、まあ奇妙な音楽をやっていた。無理やりぶっとい弦を張って、ゲインとベースを高くセットして、何がしたかったんだろう。

途中から、コーラス＆語り部という謎のパートの女の子が加入した。
今でも彼女とは交流があり、今年の春に東京で鬱々していた際に、下町を案内してくれたのも彼女。
しかし翌年から、ドラマーのパワハラが目に余り、だんだん嫌になってきて脱退。

2006年頃、一人でギターの弾き語りをやり始めた。　
今より過激な下ネタと攻撃的な言葉ばかりを使ってて、ライブをやる毎に心が荒んでいくのがわかった。
怖がられたり気味悪がられたりウザがられたりして、お客さんは来なかった。

この頃にドラムを習いだしたが、難しくて挫折。

2007年。
とあるガールズガレージバンドに入る。ここでもベース。
加入が決まり、いよいよバンド復活ツアーも決まった頃、メンバーとソリが合わずに脱退。ツアーは中止になった。
当時のバンドの掲示板は炎上し、私の弾き語りの個人サイト（魔法のiらんどで作ってた。懐かしい）や、果ては2ちゃんねるにも飛び火してボロクソ書かれた。

それからたまに弾き語りをするものの、特に得るものはなし。大阪は緑橋のセブンデイズ、同じく緑橋の戦国大統領などでライブをやっていた。神戸では不思議とあまりやらなかった。
たまにいくつかのバンドにキーボードでちょこちょこ参加することはあった。

2011年。大阪のバンド、THE HOT TiMESに加入。ここではキーボード担当。
歌詞はともかく、わりと曲調はオシャレだったと思う。The Whoやルー・ルイスなどのカバーもしていた。
在籍中に二枚のトリビュートアルバムに参加。マボロシハンターズとTHE PRIVATES。今でも売ってるんじゃないかしら。知らんけど。
マボトリ→https://amp.natalie.mu/music/news/66784
プライベーツ→http://namba-mele.com/melerecords/mele-1011.html
2015年に脱退するまで、ほぼ毎月、難波メレに出ていた。いつもお客さんは一人か二人。
練習も難波。キーボードなんてよくあんな重いもの背負ってウロウロしてたな。肩が脱臼しそうだった。
ちなみにライブ映像が残っていた。
https://youtu.be/BDxQ-XlztZ8
何を血迷ったのか、スージー・クワトロの「Wild One」をカバー。ああ、なんてみっともない。今は更に太ってしまい、みっともなさに拍車がかかっている。

2016〜2017年にかけては、私がギターボーカルのオリジナルバンドを大阪と東京でそれぞれ組んでいた。が、私の性格はやっぱり人と対立しやすいので、すぐに解散。

2019年、久しぶりに弾き語りをやる。寝てばかりいるので、楠ひるねという名前にした。
正直、よくわからない。自分がライブしているのを、幽体離脱して上から見ているようだ。どこか白けている時もある。

バンドではベース、キーボード、ギターボーカルとやってきたけど、どれも下手の横好き。
記憶から抜けてたり、在籍期間が短かったり、サポートで一度限りだったりするところは割愛。
あ、いつだったか、ドラムもおフザケのコピーバンドで一回だけやった。ジュンスカのコピー。途中で止まるわ、モタつくわで散々だった。やっぱりドラムは難しい。
またバンドやりたいな、と未練を持つ反面、また人と仲違いする原因になるんじゃないかと不安になる。

弾き語りは自由だけど、寂しい。

いつまでもモラトリアムから抜け出せない。