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自慢の気象写真(10/18~10/24紹介分)

いつもお世話になっております。ダイヤモンド社『気象のはなし』制作スタッフです。

今週も、先読みキャンペーンの際に皆さんからいただいた「自慢の気象写真」を、荒木健太郎先生からのコメントつきで、ご紹介させていただきたいと思います。(お写真は、荒木先生のXで10/18~10/24に掲載済のものをピックアップしております。)


飛行機からの白虹! 雨粒に比べて小さい雲粒では普通の虹より色の分けられる範囲が広がり、様々な色が重なって虹の光の帯の部分が白くなります。雲粒のサイズちょい大きそう。飛行機の影とブロッケン現象もちょこっと見えます。 渡邉あかりさん(Xアカウント:@aka_zukingumo)撮影
立派な雨柱。 発達した積乱雲によって局地的に大雨となっており、強い雨が筋となって空に現れています。写真の手前と奥ではガラッと天気が変わっています。自然の壮大さを感じます。 内田龍夫さん撮影
雲まみれの世界。 標高約3000m弱の木曽駒ケ岳から撮影された空です。下にも上にも雲がいて、層積雲、高積雲、巻雲、巻積雲と種類も豊富です。眼下の層積雲は雲海もつくってくれています。素晴らしい雲の風景。 森恵子・柚稀さん撮影
ダブルレインボー! 日本海側で11月に撮影された時雨虹です。秋から冬にかけての日本海側では雨が降ったり止んだりと時雨(しぐれ)になることが多く、虹にも出会いやすくなります。冬を思わせる鉛色の空に鮮やかな虹がよく映えています。 kecoさん撮影
まるで羽根のような雲。 肋骨巻雲という巻雲の変種のひとつです。中心部分で雲をつくる氷晶が成長しており、ちょっと尾流雲のようになっているのが見えます。太陽高度がやや低めなのか真っ白というより暖色になっているのも素敵です。 花林檎さん(Xアカウント:@hananoringo)撮影
馬蹄雲! 「?」みたいな形に見えるこちらの馬蹄雲。積雲などが消えかかっているときに現れやすく、雲に伴う気流でできた渦の管(馬蹄渦)を雲が可視化したものです。寿命が短く一瞬だけ姿を現します。可愛い雲です。 安達正志さん(@marcy21693957)撮影
めっちゃかなとこ雲! 夕方に内陸で発達した積乱雲から広がったものです。積乱雲が限界の高さまで発達し、それ以上は上にいけずに横に広がってできる「かなとこ雲」ですが、本体に近いほど濃密で影が濃くなっているのもわかります。壮大な雲です。 葉月さん撮影

たくさんのお写真、ありがとうございました!