見出し画像

自慢の気象写真(9/20~9/26紹介分)

いつもお世話になっております。ダイヤモンド社『気象のはなし』制作スタッフです。

本日は、先読みキャンペーンの際に皆さんからいただいた「自慢の気象写真」を、荒木健太郎先生からのコメントつきで、ご紹介させていただきたいと思います。(お写真は、荒木先生のXで9/20~9/26に掲載済のものをピックアップしております。)


ダブルレインボー! 太陽と反対側の空で雨が降っているときに現れる虹。特に積乱雲などによる局地的な雨では、太陽光が降雨域にさしやすく、虹が出やすいです。光が強いと二重になることも。青空も見えているなかでの虹、格好いいです。  ここあさん(Xアカウント:@co_co_a_7)撮影


吊るし雲と笠雲。 富士山などで見られる雲で、ツルッとした見た目のレンズ雲です。山を越える流れに乗って山頂に笠雲ができ、山を越えて波打った流れに乗って風下側に吊るし雲ができます。天気が崩れる前触れにも。見た目が可愛い。 初谷敬子さん(Xアカウント:@mimihime0813)撮影


ブルーモーメント。 市民薄明のうち太陽高度-4~-6度の約20分間で見られる空で、高い空で散乱した青い光が夜の色と混ざって美しい群青に。雲もいい感じです。晴れていれば1日2回、日の出前と日の入後に出会える優しい空の色。 佐久間祐樹さん(Xアカウント:@Yukirodori1122)撮影


ハロと環水平アーク! 薄雲(巻層雲)をつくる氷晶で太陽光が屈折して生まれる虹色の光です。特に環水平アークは水平虹ともよばれ、暖候期の昼前後に見られることがあります。色の並びは太陽側が赤いのもポイント。綺麗です。 あきしゃん。さん(Xアカウント:@akishyandesuyo)撮影


夕焼けレンズ雲! 焼けた空にたくさんのレンズ雲が浮かんでいて、上空が湿っていてかつ風が強いことがわかります。レンズ雲は波打つ空気の山の部分でできて谷の部分で消えるので、大気の流れが可視化されていて嬉しい空です。 高橋克実さん(Xアカウント:@planet__blue)撮影


乳房雲! 雲の底に現れるコブ状の見た目の雲で、高積雲や高層雲などに現れることがあります。積乱雲のかなとこ雲の底にも現れ、雷雨の前兆になることも。夕陽が雲の下にさして輪郭がはっきり見えていて素敵です。 山下陽介さん(Xアカウント:@yyousuke1109)撮影


局地的な大雨と乱れる雲。 写真右側は大雨で見通しが低く、気流が乱れて雲の底も乱れています。左側には雲底高度の低い雲があり、降雨域から流れ出た冷気の先端にあたるガストフロント上のアーチ雲を後ろから見ているものっぽいです。 TORYさん(Xアカウント:@TORY_biz)撮影

たくさんのお写真、ありがとうございました!