ハンバートハンバートのライブに行ってきた。
もう１０年以上大好きで聴き続けてるのに、ようやく今年初めて行った。

結果、始まりから終わりまで、心地よい時間しかありませんでした。
世の中にこんな時間があるとは思えないくらい心地よいです。

何がこんなに心地いいのかって、あの二人だけの間です。

まず、一曲ごとに、りょうせいさんが楽器を変える時間があるんだけど、それがものすごい心地良い。
待ってるだけなのに。待ってるのに。とにかく心地良い。

そして二人の会話の時間。
遊穂さんがこんなことあってさ、あんなことあってさって話てるのを、りょうせいさんは「ほー」とか「へー」とか「はー」とか適当な受け答えしてさ、それで遊穂さんはそんなの気にせずずっと喋ってて、見てるだけで微笑ましい。（多分、僕があんな受け答えを奥さんにしたら「ねぇ、聞いてんの？」って怒られます...）
で、なんのオチもない。オチがないのがオチっていう会話。

この時間がほんとにハンバート家にお邪魔した感覚。
憧れの夫婦のお家にお邪魔して、夫妻がキッチンで料理してるのをリビングで見ながら待ってる。それで出てきた料理を一緒につまんで（またその料理がめちゃくちゃ美味しい）、他愛もない話をしているような、そんな時間だった。

また、お邪魔したい。