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サクラサク

南国はただいま桜の季節です。
カンヒザクラなのか、ヒカンザクラなのか、呼び方がややこしいですが、どうもここでは寒緋桜のようです(後述)。

ソメイヨシノを知る身としては、サクラ感がものたりないのは、やまやまなのですが、まあ、春には季節も早いですし、環境も違いますからね。

しかも、ヤマトではゴールデンウイークに向けて北上する桜前線は、沖縄では南下するんですから(笑)。
島のサクラは、沖縄島北部のやんばるあたりで咲き始めて(やんばるではサクラ祭りも行われる)、一度は寒くらないと咲かないらしいので、年末年始あたりの冷え込みが明けくらいから、宮古や八重山ではチラホラと咲き出します。

もっとも、島にそんなにサクラの木もなく、樹齢もそれほどいってない細い木が多い。
街中の民地の植え込みにサクラの木があっても、建物の建て替えとかで、簡単に切ってしまうから、もったいない・・・(てか、毎年勝手に花見の名所にしてた場所が、数年前にいとも簡単にバッサリやられてしまった)。

それでもやっぱりちょっとサクラ見たさに、植物園へ行く。
マジメに数えてみたら、ここにサクラの木は8本だけあった。なかなか個体差も大きく、ほとんど咲いてないものが6本、少しだけ咲いてるのが1本、そして満開状態のが1本であった。

花見で一杯とは、さすがにならないけどオリオンビールでは毎年この時期に「いちばん桜」という銘柄のビールを販売する。
パッケージのサクラだけで、酒が楽しめるなんとも便利な商品なのである。

なかなかどんよりな空だけど一本だけ満開。
咲いた花の量もこれぐらいが限界みたい(笑)
生物季節観測用標本と看板のついたサクラ。
宮古島のサクラの開花や満開をはかる木(笑)

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