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無=最高の状態、だそうです。

本日読了本はこちら(´∀`)つ「無(最高の状態)by 鈴木祐」

無印良品の書籍コーナーに置いてそうな表紙ですな(´∀`)
それはさておき、般若心経でも何回も出てくる「無」を著者は最高の状態と言ってるよ(´∀`)
やはり「無」こそ般若波羅密多なのか(´∀`)
最高の智慧を忘れないために以下3つに絞って本日もメモ(´∀`)

■3つのメモ

(1)ヒトの脳は物語の製造機である。

「同じようなトラブルにも苦しむ人と苦しまない人がいるのは、脳内に作られた独自の〝ストーリライン〟が適応か否かの問題なのです。」とのこと(´∀`)
あのチャップリンも「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」って言ってるし、あなたが喜劇作家になるか悲劇作家になるか、苦しむも苦しまないもモノは考えようってことなのかも。

(2)積極的に降伏する

「苦しみ=痛み×抵抗」なので、発生した痛みはどうしようもないので、無駄な抵抗はやめて現実に対して積極的に「降伏」することを著者は勧めているよ(´∀`)
ブッダは「生きづらさは人間のデフォルト設定だ」と説き「一般の人と仏弟子の違いとは、〝二の矢〟が刺さるか否かだ」とも言ってるよ(´∀`)出ましたわしの大好きな第二の矢の話(´∀`)第二の矢の話が初見の人はぜひググってみてね(´∀`)

また著者は様々なたとえ話でこの点について教えてくれているんだけど、個人的に好きだったのは「庭掃除のメタファー」で、「庭掃除とあなたの精神は同じようなもので、いくら一時的にすっきりしようが、何もしなければやがて思考や感情のゴミが溜まり続けていきます。そこであなたにできるのは、庭を掃除し続けることだけ。」と教えてくれてます(´∀`)
他のメタファーも気になる人はぜひ本書にてご確認を(´∀`)

(3)近年の研究で幸福を追い求めるほど実際には幸福度が下がってしまう現象が何度も確認されています。

哲学者曰く「幸福を直接の目的にしない場合に、かえってその目的が達成される」ようなメカニズムが、人間の中に存在するらしいよ(´∀`)
著者が言うには「私は理想よりも幸せだろうか」「私は昔より不幸になったのではないか?」など、常に意識が自己に向かってしまうからなんだって(´∀`)
幸福の探究心もただの「物語」として扱えるようにならなくっちゃ。

■一言まとめ

悟後の修行を続ける

「悟後の修行」は禅の言葉で、生涯にわたって精神の修養を続ける姿勢のこと(´∀`)

周梨槃特のごとく心の塵を掃除し続けようよ(´∀`)

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