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さよなら2022年。

空を見上げることと、呼吸すること、私の言葉を紡ぐことはなんだか似ている。
心に余裕が持てない日々の中ではどれも忘れてしまいがちなこと。
年の瀬の冷たい空気に肺が凍りそう。
暮れてゆく向こうの空はとても美しかった。

当たり前のどれもが実は贅沢な嗜好品のような気がしてくる。
安心して眠りにつける部屋、心を包んでくれる誰かの存在、夢や理想がこの手の中にあること。

嘆いてはいけない、捨ててもいけない。
ただひたすら抱えたまま時間が過ぎるのを待っていた。
いつか誰かが何とかしてくれる。
そんな事あるはずもないけど、そう思って心の重さを無視してきたこれまでの時間。
今年は大変なこともあったし、とても悲しいこともあったし、でもそのお陰で本質を見失わずにいられた一年だった。

今年の最後に大きな決断をして、来年への準備を整えている。
2023年は今までと全く違う時間を過ごすことになるんだろうな。
今からとても楽しみ。なにごとも自分次第。

創作から離れていたけれど、ゆっくりと取り戻しています。
来年は関わらせていただいた文芸誌も形になるし、とてもワクワクしています。

日陰からみる光の美しさを忘れない。
私はそういう生き方をすると決めた2022年でした。

来年もいろんな人に出会いたい。
近くの人とはもっと交流していきたい。
〝人それぞれ〟を本当の意味で分かち合える人たちと、いい時間を過ごせますように。

今年も一年、いい時間でした。
来年もよろしくお願いします。


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