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数字にとらわれすぎないで、ほどほどに

食事のシリーズを続けていますが、今日は脱線回。

健康になりたいと必死で勉強し、
頑張る方のために、
こんなメッセージをお送りします。

それは、

「 なんでもほどほどにね。 」

ということ。


少し残念に思った話

以前、栄養素や解剖生理学についてすごく博識で、密かにファンになりかけていた薬剤師さんが

「 糖の話をします! 」

と、インスタかなにかで発信されていて、勉強しよう!と思って拝見していました。

内容は、

血糖値の上がる仕組みなど、
専門的な話が中心で、
血糖値が急激に上がるのがダメだよね

という、まさしく!といった内容で、

うんうん、そうだよね、

と思いながら聞いていたのですが、

最終的に行き着いたその方の結論が、

「 血糖値の乱高下は目に見えないから、常時測り続けましょう。 」

といって、日常生活で使える血糖値を測る検査セットをおすすめされていたんです。

全くダメだとも思わないし、
その結論もありなんだけど、

私は、それを聞いて、

( そうかー、そっち行ったか〜 )

と少しだけ残念な気持ちになりました。

健康は幸せのためにある

もちろん、数値に出るからわかりやすい!
管理された方がいい!

そんな方には耳寄りな情報だと思います。

でも、数字を追い続けるって幸せに近づくのかな?
って思うんです。

私のサロンには、
元々病気などで、
身体の状態を測定する機械をつけて
お越しになるお客様もいるのですが、

その方の目標は、

もっと気持ちを楽に、
管理されずに楽しく生きること。

また、大多数のお客様も、

体調を気にしない、身体に振り回されない
健康づくり

が目標だったりするんです。

数字はただの目安。変わることだってある。

たしかに、数字はわかりやすい。

私も、お客さまにこれが不足しているかも?を伝える時は、あえて数字の情報を伝えることがあります。

でも、数字だけが全てじゃない。

それに、数字だって、
誰かが決めた目安でしかなくて、
その人にどれだけ必要かは、
その人の身体次第なんです。

最近、食物繊維の推奨摂取量がかわりました。
20グラムでよしとされていたのが、
25グラムにあがったんです。
(必要最低摂取量は以前のまま)

ここで考えてほしいのは、
もちろん数字は目安として大事だけれども、
基準にとらわれすぎないこと

とらわれるとそこだけに、
こだわってしまうのが人間です。

知識のせいで自分を縛り付けていない?



知識をつければつけるほど、
オーガニックじゃないとダメ!とか、
そこにどっぷり浸かりすぎて、〇〇にすべき!
と相手を否定したり、なんでもダメダメ星人になってしまったりします。

私も知識を得ると、
自然とこだわりが
強く出てしまいがちになるのですが、

いつも、がんじがらめにならないように、

東洋医学の

中庸 なんでもほどほどに

という考え方に立ち戻るようにしています。

健康診断でもそうだけど、
血圧129はセーフ
130は高いとしないでほしい。

ただ切り取ったもの。

またここからが急に壊れる!
みたいなロボットのような身体じゃないんです。

どんな身体でも、

よくなる因子も、
壊れるかもしれない因子も、

持ち合わせていて、

どう身体と付き合うか、
一生をかけて、自分に寄り添い、
身体の感覚を高めていくことの方が大切です。

1番は自分に聞くこと。

  1. 学んだケアが自分に合いそうと思えば、
    試しに小さくやってみる。

  2. つづけてみる。

  3. 2週間から1ヶ月やってみて、変化をみる。

  4. 変化から続けるか変えるかを決める。




案外、やってみるの勢いだけで、
2.3の続ける、変化をみることを
忘れている人は多いです。

また、最初の、試しにやってみるを、
最初の思い切りだけで、
大それたことをやろうとしてしまうと
続かないです。

最初は小さく、たかがこんなこと?
くらいのことがベスト。

行動は小さく、早く です。

まとめ

数字に囚われすぎず、なんでもほどほどに。

数字だけで判断せず、
自分の身体に聞くこと。見つめること。

どうでしょうか?

共感いただける方がいらっしゃると嬉しいです。

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