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腸内細菌を摂り入れるだけが腸活じゃない


最近流行りの腸活、菌活。

腸内細菌が多様であるとよいということは、広く一般に知られるようになりました。

ズボラだった私は、腸セラピストになる前は
菌だけ取り込んでおけばいいと思い込み、

納豆・ヨーグルトさえとれば完璧!

そう信じて疑わない日々もありました。


でも実は、

腸内細菌さえ摂っておけばいい
という考え方は、
大事なステップをはずしています。

今回は、

なぜ腸内細菌を摂るだけではいけないのか

ズボラ腸セラピストが腸セラピーを勧めるわけを
お話ししたいと思います。

体質改善における腸の重要性

まず、大前提として、
体質改善において、腸ってすごいんだよ
というお話をしておきたいと思います。

腸の役割の代表的なものは、

栄養の消化と吸収・老廃物の排出ですが、
それだけではありません。

幸せを感じるホルモン、セロトニンの
元となる神経伝達物質を生成する場所であり、
幸せを感じる原点となります。

また、腸は免疫の要。

食道から食事で栄養が腸に運ばれるため、
腸は体内にありつつも体外とつながる部分。
外敵の侵入から守るため、
全身の約70%の免疫細胞を備えています。

そして、お腹は身体全体の大きさと比較するとそこまで大きい範囲ではないように見えますが、

小腸は伸ばすと6〜7m、大腸は1.5mあります。
それだけでなく、小腸は内側にひだがあり、表面積はテニスコート2面分にもなります。

身体の中で、ずば抜けて大きいのです。そして、そこに毛細血管がはりめぐらされているのです。

テニスコート2面分、イメージしてみてくださいね。

広すぎる〜!!


それがお腹にあると考えると、影響も大きそうでしょう?

腸の状態が良ければ、身体全体の状態を引き上げ、体が健やかに心も穏やかに、過ごすことができます。

腸内細菌だけとればいいわけではない


腸活において、
多様な腸内細菌を住まわせること(腸内フローラ)はよく知られていますが、

それは腸活における
ファーストステップではありません。

まず、大事なのは、
腸自身が柔らかく動いてくれる環境をつくること。

そうすることで老廃物がきれいに流れて、
代謝を促進してくれます。

逆に、腸がうまく動かない状況で、
栄養ばかり取り入れても、
運搬しきれず、汚いものがたまるばかり。

物が捨てられないゴミ屋敷をイメージできますか?

そこにさらに無理やり新入りくんたちが
入り続けているのです。

それでは身体は綺麗になるのとは真逆です。

なので、まずは腸を動かす!!

そこに焦点を当てる必要があります。

現代人には腸セラピーが最適

腸を動かす基本は、十分な睡眠と運動です。

ただ、毎日忙しく働いていて、

パソコンやスマホから離れられず、
運動をコンスタントに取れる時間や気力がなく、

夜中も明日のことが気になってうまく眠れない

そういう状況にある方は、
残念ながら現代では、実に多いのです。

私のサロンに来られる大体の方が、

仕事に追われたり、不眠だったり、
考え事で頭がいっぱいで、

心をスッキリさせ、自分と向き合うことが難しい状況にある方です。

腸セラピーの最大のいいところは、

考えることを手放せることです。

そのほかにも、

  • 物理的に内臓を引き上げる。それにより、腸にかかる負荷を減らす。

  • 柔らかくほぐれることで内臓や筋肉の動きが良くなる

  • 半分眠っていた筋肉が目覚めることで内側からあたたまる。

  • 8割の方が眠りにつくほどのリラックスで腸が動ける環境をつくる。

  • 手で優しく触れることで、自分が愛されていることや、満たされていることを実感できる。

こんな良さがあり、これらは腸が動く土台を着実に作っていきます。

腸セラピーで、大きな歯車が動き出す

お客さまからは、

同じ食事をしているのに、腸が動く感じがわかる!

むくみが取れて、体脂肪率が2%下がった!

年中冷え症だったのが、手足が温まるようになった!

週1回だったお通じの回数が4〜5回まで、多くなってきた!

カチカチだった便がバナナ便になった!

ぽっこりお腹がなくなり、ズボンがしっかり履けるように!

身体を思うように動かしやすくなった!


などと嬉しいご感想をいただいています。

腸セラピーによって、体の大きな歯車が動き始めて、良い影響が身体の細部にまで届いていきます。


菌活よりも前に、
まずは菌を取り込める身体になることからはじめてみる!

そのために、運動と睡眠が大事。

でも、難しい場合には、
腸セラピーという選択肢を覚えておいてくださいね!

東京駅から二駅。
都心で受けられるふんわりやさしいタッチの腸セラピーサロンDie Natur

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