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第36回デジタル進化生物セミナー(延期)

第36回デジタル進化生物セミナーは来年度に延期となりました。
日程が決まりましたら再度お知らせします。

2023年12月14日(木)15時〜
下地博之博士(琉球大学農学部 准教授)
「昆虫社会の分業システムと密接に関係する共生細菌」

ホームページ内の「参加申込」からお申し込みください。

社会性をもつアリの分業システムと腸内共生細菌に関係があるようです。昆虫の腸内細菌が成長に必須であることは度々聞くようになりましたが、カーストとも関連があるとは。

要旨

細菌との共生関係は自然界で普遍的な現象である。アリは真社会性昆虫と呼ばれ、個体間の分業体制を基盤として多様な社会を形成して様々な環境に適応している。このような個体間分業に加えて、多種との共生関係は社会を維持する上で重要である。本発表では、演者らが研究を進めているアリの一種であるトゲオオハリアリとその腸内共生細菌の関係について、特に、伝播様式と生物学的機能が個体間の分業システムとどのように関係するのかに焦点を当てて議論する。

参考文献

Shimoji et al. (2021) Worker-dependent gut symbiosis in an ant. ISME Communications 1: 60


前回の徳山奈帆子博士「ボノボのメス優位・中心社会の進化を探る」と前々回の横井佐織博士「メダカのmating game ~メスに受け入れてもらうために~」の見逃し配信も限定公開中です。ホームページ下部からご登録ください。


また、本公演のタイトルからAIで画像を生成ました。細菌と菌は全然別物だということをまだ学習できていないようです。


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