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第34回デジタル進化生物セミナー

第34回デジタル進化生物セミナーを開催します。

2023年9月28日(木)15時〜
横井佐織博士(北海道大学 薬学研究院 助教)
「メダカのmating game ~メスに受け入れてもらうために~」

ホームページ内の「参加申込」からお申し込みください。

相手の顔を認識しているようです。魚、かしこい。
勇敢な恋の歌かどうかは当日のお楽しみ。

要旨

多くの動物において配偶相手をめぐる競争が生じており、行動や形態進化の原動力と考えられている。演者が実験に用いているメダカ(Oryzias latipes)はオスは1日に7-8回放精できるのに対し、メスは1日に1度しか放卵できない。そのためか、オスは選り好みなくメスに求愛をする一方で、メスは気に入った相手としか配偶行動を示さない。では、メスはどのような基準で配偶相手を選ぶのか?どうやらそばにいてくれた、見知ったオスが気に入るようだ。しかも相手の顔を認識しているらしい。それに対し、オスはどのような戦略をとるのか?オス、オス、メスの3者関係にしたら何が起きるのか?本講演ではそういった行動学的な話から、分子遺伝学的手法を用いて、その分子メカニズムに迫った研究について紹介したい。

参考文献

また、本公演のタイトルからAIで画像を生成しようとしましたが、おそらくmating gameというワードが弾かれてしまいました。カタカナで代用して生成しました。驚くほど、関連性がわかりません。


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