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中国で、「最も金のある都市」は北京。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年02月28日に、中国の経済新聞「第一财经日报(the Chinese business press today/第一財経/日報電子版)」が2023年02月26日に、「全国最“有钱”的十座城市:北京资金总量超20万亿,苏州排第9」を公開し、2022年末時点の都市別の預金残高は、北京市が21兆元(約411兆円)を超え、全国最多だったと報告した。

上場企業が多い都市や金融業が発達している都市が軒並み上位に入った。

第一財経日報が地方金融当局や中国人民銀行(中央銀行)の2022年末時点のデータを基に、各都市の域内金融機関の預金残高を調べた。

北京市は2022年末比9.5%増の21兆8,628億元で1位。
上海市は9.4%増の19兆2,293億元で2位となり、広東省深セン市は9.7%増の12兆3,400億元で3位だった。

上位3都市は上場企業の本部が最も多い3都市。
証券取引所を域内に持つなど、金融業が発達しているのも特長である。

広東省広州市は7.3%増の8兆500億元で4位、浙江省杭州市は14.0%増の6兆9,592億元で5位だった。

杭州市は都市別の域内総生産(GDP)ランキングで9位にとどまるものの、オンライン金融業が発展していることやベンチャーキャピタルが集積していることで上位に入った。

6~10位は、四川省成都市(5兆3,189億元)、重慶市(4兆9,567億元)、江蘇省南京市(4兆9,531億元)、同省蘇州市(4兆4,500億元)、天津市(4兆488億元)の順。

10都市の預金残高は全て前年末から増加しており、増加率は7.3~15.2%。

https://www.nna.jp/news/2486581?media=bn&country=cny&type=4&free=1
https://www.yicai.com/news/101686010.html

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