アフリカの巨大経済圏。

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ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているStatistaは20210年12月9日に、GDP総額US$4,323億のナイジェリア(Nigeria)は、過去30年間でアフリカ大陸で最大の経済大国となった。

https://time-az.com/main/detail/75871

このランキングの上位5位は過去30年間、ほぼ一定しているが、残りの上位8位はグラフが示すように大きな変動がある。

例えば、リビア(Libya)は1990年と2005年には6位だったが、2020年にはトップ8から外れ、17位までしか入れなかった。

その理由として考えられるのは、「第二次リビア内戦(the Second Libyan Civil War)」であった。

この多面的な紛争は、2012年の選挙結果で一般国民会議が政権を握った余波で、2014年に始まった。

一方、ケニア(Kenya)は2010年に新憲法が成立し、大統領の権限が制限され、ナイロビのようなビジネスとテクノロジーの中心地が発展するようになった。現在、ナイロビには、グーグル、コカ・コーラ、IBM、シスコなどのアフリカオフィスがある。
ナイジェリアが1位になったのは、2001年にはGDP全体の1%だったのが2018年には10%にまで急拡大した金融部門と、石油輸出で世界のリーダーの一角を担っていることが大きな要因である。

また、アフリカで2番目、世界でも有数の大都市圏であるラゴス(Lagos)のハイテクハブの成長も、基本的な衛生設備を利用できないスラムで暮らす人口の一部と、この都市を世界有数の物価高にしている上流階級の間の格差は、今後、ナイジェリアの成長をさらに後押しすると思われる。

このことは、一人当たりのGDPがUS$2,100と比較的低いことにも反映されている。この指標で考えると、ナイジェリアはアフリカのトップ10にすら入っていない。

世界銀行のデータによると、アフリカの54カ国のうち、GDPが最も高い国のトップ50に入ったのは4カ国だけである。このリストの上位を占めるのは、アメリカ、中国、日本、ドイツで、これらの国の住民は合計US$45兆のGPDを生み出し、なんと世界のGDPの50パーセントを占めているのだ。

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また、VisualCapitalistの公開しているMapped: Visualizing the True Size of Africaを見ると、アフリカ大陸が想像以上に大きいことが明らかになる。
これだけの国の合計とアフリカ全体がほぼ同じサイズである。

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とくに、我々が見慣れたメルカトルの地図は、世界中に大きな誤解を生み出してる。

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世界中が、アフリカ経済権を狙っている。

ところが、世界で最初にモバイル・マネーを成功したSafari.comのM-Pesaが、南アフリカの姉妹会社Vodacomと合併し、着実に全アフリカ経済圏を手中に収めようとしている。

2021-11-10---南アフリカのVodacom、Vodafone Egyptを€24億で買収。

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