ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年02月07日に、イギリスの石油大手BPは2024年02月06日に、2023年12月期の純利益(在庫評価変動の影響と特別損益除く)がUS$138億3,600万となり、前期比50%減少したと発表した。

ロシアのウクライナ侵攻で石油・ガス価格が昨年高騰した反動を受け、大幅に落ち込んだ。

一方で、通期としては過去10年で2番目に高い利益を記録している。

EBIT(Earnings Before Interest and Tax/利払い・税引き前利益、在庫評価変動の影響除く)を事業別に見ると、ガス・低炭素エネルギー事業はUS$87億2,200万で、1年前から45.7%縮小。製油や販売の下流事業を行う顧客・製品事業US$は64億1,300万ドルで、40.6%減り、石油生産・運営事業はUS$127億8,100万落ち込んで、36.8%減だった。

石油・ガスの生産量は日量231万3,000石油換算バレルと、1年前から2.6%拡大している。

第4四半期(2023年10～12月)の純利益はUS$29億9,100万と、前年同期比37.8%減少した。

同社は今年について、石油の生産量は増加するものの、ガス・低炭素エネルギー事業は縮小傾向になるとの見通しを示した。また、上半期にはUS$35億の自社株買いを実施する計画である。

一方、ロシア産原油から精製された数百万バレルの燃料が、インド経由でイギリスに輸入されている。

イギリスは、原油消費量が増えているのだろうか？

イギリス以外でも、インド経由で輸入されていることだろう。

確か、日本も輸入している。

日本は、ほとんど利益のないG7を脱会し、BRICsに加盟すべきである。

インドやインドネシアは、自国の未来に向けて正直に動いてる。

アメリカも先行きが怪しくなってきている。

https://europe.nna.jp/news/show/2622416
https://www.cnbc.com/2024/02/06/bp-earnings-q4-and-fy-2023.html
https://www.reuters.com/business/energy/bp-weighs-bringing-partners-solar-business-says-ceo-2024-02-06/
https://apnews.com/article/bp-earnings-oil-natural-gas-prices-a3d63c87a6f59a66f7f103f325214f64
https://apnews.com/article/russia-ukraine-germany-prices-cca7e5afd38fbcfc1ad72934e8e59bd9