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イギリス、北海の石油・ガス田開発拡大。

イギリス政府は2023年07月31日に、エネルギー自立政策の一環として、北海の石油・ガス田開発ライセンスを新たに数百件交付する方針を明らかにした。今年初めに入札を締め切った公募については今秋からライセンス付与を始め、最終的に100件以上を発行。スコットランド北東部とイングランド北東部では、新たにCCUS(CO2(Carbon dioxide/二酸化炭素)Capture, Utilisation and Storage/回収・利用・貯留)の産業クラスターを形成する。他2件の産業クラスターと合わせ、最大5万人の雇用を支えると見込む。

政府は、イギリスが2050年に温室効果ガス排出量の実質ゼロ化を達成しても、エネルギー需要の約25%は石油とガスで賄われる見通しで、国内での急激な減産を防ぐため新規ライセンスの発行を続ける必要があると説明した。

国内ガス生産のカーボンフットプリントは、LNG(Liquefied Natural Gas/液化天然ガス)輸入と比べ4分の1程度に過ぎないとしている。

一方、新たなCCUSの産業クラスターの立地を巡っては、スコットランド北東部セントファーガス(St Fergus)とイングランド北東部ハンバー(Humber)が選定された。セントファーガスのプロジェクトはイギリス石油大手シェルなどが参加する合弁事業で、最大2万1,000人の雇用が見込まれる。

イギリスのリシ・スナク首相(Rishi Sunak British Prime Minister)はこれに対し、£数百万の支援を明らかにしている。

イギリスではこのほか、イングランド北西部およびウェールズ(Wales)北部と、イングランド北東部ティーズサイド(Teesside)およびハンバー(Humber)の2件の産業クラスタープロジェクトで、CCUSの導入が進められている。

つまり。この方程式をロシアとウクライナに当てはめると、どうなる。

ロシア経済は、存続でき、ウクライナは時間軸と共に崩壊すると、イギリスは予測しているということである。

そして、米国大統領は政権が変わるたびに変動する。米国とは、永続性のある約束はできない。

https://europe.nna.jp/news/show/2549121
https://www.gov.uk/government/news/hundreds-of-new-north-sea-oil-and-gas-licences-to-boost-british-energy-independence-and-grow-the-economy-31-july-2023
https://jp.reuters.com/article/britain-energy-idAFS8N37K060
https://www.euronews.com/green/2023/07/31/selfish-uk-to-grant-100-new-licenses-for-north-sea-oil-and-gas-exploration
https://www.dw.com/en/uk-to-grant-new-oil-gas-licences-despite-zero-carbon-aim/a-66392414
https://www.edie.net/chris-skidmore-requests-emergency-debate-on-north-sea-oil-and-gas-as-criticism-for-sunak-rolls-in/
https://www.ctvnews.ca/climate-and-environment/u-k-to-grant-hundreds-of-new-oil-and-gas-licences-ignoring-calls-from-environmentalists-1.6500548

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