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カンボジアのバッタンバンの先史時代遺跡「ラアンスピアン」、見学可能になった。

カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)」は2023年01月08日に、カンボジアのバッタンバン州観光局(Battambang provincial Department of Tourism officials)は、観光客にラアンスピアン先史遺跡(La’ang Spean prehistoric site)を訪れるよう呼びかけている。最近の発掘調査では、7万年以上前の遺物が出土している。

映画「2001年宇宙への旅」に出てきた洞窟のような幻想的な石灰岩の洞窟ですね〜

観光局のノウ・ター副局長(tourism department deputy director Nou Tha)は、「現在までに石器、陶器、宝石、そして人骨まで発見されています。

この遺跡は、観光客に土産物やスナックを販売することができ、地元コミュニティの経済にも貢献しています」と、観光局のノウ・ター副局長は付け加えた。

人間の化石一体まるまる残っているので、これはそれほど古くないようだ。

「この遺跡を訪れる観光客のほとんどは、先史時代の遺物を見ることに興味を持つ外国人です。カンボジア人の多くは、この魅力的な場所があることすら知らないのです」とターは言う。

「州政府は、この地域を観光地として発展させたいと考えているが、それは複雑なことで、文化庁や国立博物館など、複数の機関が管轄している。観光局は、国内の観光客にもっと来てもらえるよう、できる限りのことをしています。」と付け加えた。

バッタンバン州のソウム・ブンリタ副知事(Battambang provincial deputy governor Soeum Bunrith)はコメントを控えた。

ラアンスピアン先史遺跡(The La’ang Spean prehistoric site)は、州都から約40km、パイリン州に向かう国道57号線(National Road 57 towards Pailin province)沿いのラタナックモンドール地区トレンコミューン、プノン・ティーク・トライン(Phnom Teak Traing in Ratanak Mondol district’s Treng commune, about 40km from the provincial town)にある石灰岩の洞窟群(a limestone cave complex)にある。

カンボジアには、こんなに石灰岩洞窟があるので、発掘は始まったばかりのようです。まだまだ新しい石灰岩洞窟が見つかるでしょう。もし見つけても発掘はしないで、文化芸術省(Ministry of Culture and Fine Art)に連絡してください。無断発掘は犯罪です。カンボジアの刑務所は、怖い。

現在、文化芸術省(Ministry of Culture and Fine Art)とフランス国立自然史博物館(the National Museum of Natural History of France)の専門家、文化芸術省のヘン・ソファディ(Heng Sophady)とフランス博物館のフーバー・ホレスティール教授(the National Museum of Natural History of France)が中心になって、この遺跡でさらなる調査を行っている。

近年の発掘調査では、旧石器時代の割れた石器、陶器、動物の歯を彫った石のビーズやブレスレット、ネックレスのペンダントなどの装飾品、骨片、古代人の墓などの遺物が発見された。

出土品の分析から、洞窟には約7万1千年前、1万1千年前から5千年前、3千年前の3つの時代に人が住んでいたことが判明した。洞窟は主に埋葬の場として利用されていた。

1960年代にセシ・モレー(Ceci Morey)とローランド・モレー(Roland Morey)によって発見・発掘されたが、その後、40年以上にわたって調査が中断されていた。

2022-11-24---カンボジアのコー・ポー島から出土した化石は竜脚類と判明。

ラアンスピアン先史遺跡(La’ang Spean prehistoric site)の緯度、経度
12°53'31.4"N 102°55'38.2"E
または、
12.892053, 102.927289

https://www.khmertimeskh.com/50906592/video-one-of-a-kind-prehistoric-cave-in-cambodia/

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