iPhoneのカメラ革命の次は、ダダイズム・デザイン革命。
アップルのiPhoneのカメラは、フィルターとエフェクターを駆使し。誰が撮っても綺麗に撮影できる革命的な技術を開発した。
では、次のアップルに期待したいのは、誰が作っても素晴らしいデザインになるインターナショナル・デザイン。ダダイズム・デザイン革命である。
これができるのは、アップルだけだ。
ダダイズムを最初に発表したのはスイスのチューリッヒの新聞であった。
そのダダイズム発表100年祭に、チューリッヒの新聞は、ダダイズム・デザイン革命を紹介いている。
ダダイズムをアート運動だと考える人は多いが、同時進行で、デザイン運動もおこなわれ、その思想がバウハウス(Bauhaus)を産んだことをあまり知られていない。
今も、スイスのデザインは、全てダダイズム・デザインで、デザイナーを不要にした。
私はグラフィックデザインという雑誌で働いていた。
その創刊者が、1964年の東京オリンピック、万博、札幌オリンピックのデザイン総合ディレクターを担った勝見勝であった。
つまり、私の恩師である。
私は、勝見勝先生に、先生の大失敗はデザイナーを作ってしまったことであると言ったことがある。
先生は怒るどころか、一理あると言っていた。
私はさらに、デザインは子供の頃から義務教育として教えるべきだったと言ったら、賛成してくれた。
多摩美の教授であった太田幸雄は、これが理解できるだろう。
電子国家エストニアを構築したデザイン・プロセスも同じ思想である。
また、私が紹介しているドイツのハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのインフォグラフィクスも実は、ドイツのダダイズム・デザイン思想である。
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