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【事業の創り方#26】10x(テンエックス)

今回は10x(テンエックス)について。

「限界を超えろー」とか
「制約条件を捨てろー」とか

昔からできない上司(失礼w)に言われる
アレです。

今のビジネスを10倍にするためには
どうしたらよいかという思考法ですね。

今日はその考え方についてではなく、
私がセミナーで使った例をご紹介します。

先日香川県主催のセミナーに招聘されました。

テーマは「MICEでの食事」について。
聴衆は飲食業界の経営者が中心でした。

MICEとは
M:ミーティング
I:インセンティヴ(報酬・研修)旅行
C:会議
E:展示会
のことで、
ようはビジネス観光を指します。

一般的な旅行客よりも消費金額が多いので
どこも誘致に熱心なんですね。

香川県もその一つなのですが、
まだまだ実績は少ないのです。

その理由を聴衆に聞くと、

イベントが少ないからとか
都市部から離れているからとか
田舎もんだからとか

もっともらしく聞こえる理由を並べていました。

そこで私が話したのが10xです。
いやいや、香川は今の10倍にはなりますよと。

まず示したのはファクト。
各国のGDPにおける観光産業の規模の比率を見せたのです。

上位国はモルディヴやマカオなど
人口が数万から数十万の小国が占めています。

豪州は2%、
イタリアは1%、
そして先日「インバウンド消費が5兆円を突破!」
と報じられた日本はそれでも0.9%なのです。

ちなみに世界平均は3.3%ですから、
観光立国を目指す日本であれば、
少なくとも今の3倍にはできるはずです。

続いて私は香川県はじめ
瀬戸内が秘めている可能性を示しました。

クルージング
リトリート
オーベルジュ

訪日客が期待するコンテンツが徐々に揃い始めています。
それを見越してか、

マンダリンオリエンタルホテル(香港)が
日本で2番目のホテルを高松市に、
そして直島にも古民家風ホテルをオープンさせる予定です。

10xを考えていないのは地元の皆さんだけじゃないですか?
小さな改善ではなく大きな飛躍を
部下じゃなくて、経営者の皆さんが考えて下さいね、と話しました。

会場を見渡すと、困った顔とスッキリした顔が半々ずつでしたがw
主催者の評価は高かったのでよかったです。

ちなみにデジタルな振る舞いは、
10,000xの世界を見据えています。

ヴィレッジャーズはまだ100名ほどです。
100万人のコミュニティにするには、10,000倍にする思考が必要なのです。

THINK BIG! ということで、今週もがんばりましょー。

今日はここまで。
ツイてる!素敵な一週間をお過ごし下さい。

私たちのパーパス
人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てる

カチカチ


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