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【事業の創り方#20】座学と実学

今日は座学と実学についてです。

例えるなら、
素振り1000回でヒットは打てますか?
というお話です。

素振りは大事ですよね。
バットの握り方、ボックスでの立ち方、
目の位置、顔の向き、力の入れ方。
色々と注意を払うことはあります。

でも、実際の試合でバットを振ってみなければ、
いざ本番での対応は難しいでしょう。

別のお話としては
「●●パスポートは取ったけど手は動かない」
というのもありました。

これが実学の重要性です。

考えてみてください。
座学だけで完璧になれるなら、誰も苦労しませんよね。

でも現実は、
知識をどう使うか
刻々と変わる環境にどう対応するか
それが大切なんです。

例えばビジネスであれば、
商品知識だけではなく
実際に顧客と話し、交渉し、失敗から学ぶことが必要です。

教科書では教えてくれない
現場ならではのノウハウを体得する必要があります。

例えば私は下手ですが料理をします。
レシピ本を見て「これならできるかな」とトライしてみると
全然できないw

火加減、塩加減、水加減といった
「コツ」を身につけていないことを実感します。

この「コツ」や「感覚」といった
キャンプで言っていた「勘どころ」が
いわゆる実学から学べる本質なのです。

私はビジネススクールの2年間で
ケーススタディを100本やりました。

「あなたが社長であればどう経営するか?」
という問いに100回社長脳を作って
考え抜きました。

それはそれで脳の可動域が広がって
得たものは大きかったのですが、

それで事業を立ち上げられるか
マネタイズできるか
持続可能性を担保できるかというと、
答えはお察しの通りです。

座学は知識を与えてくれます。
そして理論と実践を結びつけるのにも
役立ちます。

しかしそれは実際にやってこそ
活かせる資産になるのです。

実学は座学を実力に変えること
理論を実際の成果につなぐこと
そう言えるのかもしれません。

ということで
今週もコツコツとカチカチしましょう。

今日はここまで。
ツイてる!素敵な一週間をお過ごし下さい。


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カチカチ


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