ポケモン第1世代のみたカードゲーム

最近ポケモンカードなるものが流行しているようですが、ギリ昭和生まれの筆者が子供の頃にポケモンは登場したので、筆者はその第1世代といって間違いはないでしょう。

筆者のなかでポケモンというと赤・緑・青・黄という印象が強く、実はそれ以降のシリーズ作はまったく知りません。
また該当の作品自体まわりの友達は皆遊んでいたものの筆者だけは遊んでおらず、『ポケモンピンボール』だけシリーズ作では遊んだ記憶があります。
つまり、RPGとしてのポケットモンスターはほぼ遊んだことがないという極めてレアな子供でした。
なぜかというと、まわりに合わせようという気が一切ない子供だったからですね。
自分が遊びたいものを遊ぶ。ポケモンは面白そうにみえない。だから遊ばない。そういうシンプルな理由で筆者はポケモンを遊ばなかったわけです。
『ポケモンピンボール』を選んだのも同様に面白そうだからということがその理由であり、別にポケモンそのものを毛嫌いしていたというわけではないです。

ポケモンカードよりもマジック:ザ・ギャザリング

調べてみて驚いたのですが、ポケモンカードは『ポケットモンスター』発売年である96年には既に発売されていたということで、これは意外でした。

たしかにいわれてみればあったような気もしなくはないのですが、正直にいうと明確にこれだという記憶はまったくなく、筆者のなかで当時のカードゲームというとマジック:ザ・ギャザリングぐらいしかすぐには思い出せません。

マジック:ザ・ギャザリングは世界初のトレーディングカードゲームとして93年に米国で発売されており、その後日本でもポケモンカード登場と同時期ぐらいに正式に発売されたようです。

筆者は当時このマジック:ザ・ギャザリングで遊んでおり、子供ながらに「自分ってカードゲームが下手なんだな」と思った記憶があります。
当時は今のように対人環境というものがゲームの世界では普及していなかった時代なので、対戦系のゲームをやっても上手い下手を意識することがなかったのですが、このマジック:ザ・ギャザリングだけは明確に自分の下手さ加減に気付かされた記憶があります。
もちろんデッキの問題もあったのでしょうが、そこらへんは小学生高学年ぐらいの時期の話なので、記憶もあいまいです。
すくなくとも筆者のまわりではトレカというとマジック:ザ・ギャザリングであり、ポケモンカードで対戦したという記憶はないです。

『遊戯王』もマジック:ザ・ギャザリングの影響をうける

筆者はドラゴンボール世代なので『遊戯王』という作品は一度も読んだことがないのですが、どうも話によると連載開始当初はカードバトルをモチーフにした作品ではなかったとのことであり、マジック:ザ・ギャザリングに影響をうけたとおぼしきマジック&ウィザーズというエピソードからカードバトル主体の作品として知られていくようになったそうです。

このことも当時における業界でのマジック:ザ・ギャザリングの影響力の強さを物語るものであるといえるでしょう。

しかもこの『遊戯王』という作品はその後ゲームセンターやスマートフォンをプラットフォームとするかたちで独自の発展を遂げ、今日のソシャゲなどにも一定の影響を与えているとのことであり、そこは興味深い要素だなとは思って筆者もみています。

もちろんその流れとポケモンカードがどのように関連性を有していたのかということも興味深いといえば興味深い部分であるとはいえるでしょう。

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