デジタル就労支援センターKAMAKURA

鎌倉市が2022年10月に開設した新たな就労の場です。通所・在宅のプロジェクトメンバー…

デジタル就労支援センターKAMAKURA

鎌倉市が2022年10月に開設した新たな就労の場です。通所・在宅のプロジェクトメンバーがPCスキルを活かして企業受託案件に参画しています。1日2~3時間、週2~3日からでも活躍しています。

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個別説明会でお会いしましょう

デジKAMAとは鎌倉市の委託事業で、通所・在宅でパソコンを使った仕事を多様なワーカーたちと進めています。 現在のご状況や目標をお伺いし、当事業所でできることをご理解いただいたうえで登録に向けて意思を固めていただくのですが、どうもこの個別説明会のハードルが高いようです。Webサイトにもこれまで情報が出ていませんでした(反省)。 そこで、今日は個別説明会って何をするの?どんな人が待ち受けているの?という観点から書いてみます。 運営スタッフ スタッフは全員、東京のとある会社に在

    • 通所の環境

      道順案内や個別説明会の記事で垣間見えたデジKAMAの通所環境について、もう少し具体的に見てみます。 人数スタッフ まず、スタッフが平日9時〜17時45分の開所時間内に小町通りの事業所にいます。基本的に、3名が常駐しているほか、1〜2名がリモートで勤務しています(写真のように、お休みをいただく日もあります)。 通所ワーカーの中にはスタッフと雑談するのを楽しみにしている人もいて、常駐は元より非常駐スタッフが珍しく事業所にいるとラッキー!と思ってくれるようです。Slackでつ

      • 就労選択支援について①

        2024年4月に施行された改正障害者総合支援法では、障害者の多様な就労ニーズに対する支援及び障害者雇用の質の向上の推進を掲げて「就労選択支援」という新たなサービスが創設されました。 今回は、2回に分けて就労選択支援の要点を解説していきたいと思います。 就労選択支援とは 自分が望む「就労」の形をより良く「選択」できるように専門家が「支援」するサービスです。 就労系障害福祉サービスの利用希望者の適正や強みなどを明らかにし、より解像度高くサービスの選択ができるよう就労支援に関わ

        • 【Pick Up記事】ディ・インフルエンサー

          2024年現在、「インフルエンサー」という言葉は「え?インフルエンザ?」と別の言葉で聞き返されることもなく、すっかり耳に馴染んでいます。しかし、Google Trendsで見ると、爆発的に検索されたのが2017年のこと。日本で浸透し始めてから、まだ10年も経っていないことに驚かされます。 今回のPick Up記事は、インフルエンサーの逆を行くディ・インフルエンサーについてです。deactivate(activate=使える状態 でなくする→無効化する)、decode(cod

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          【Pick Up記事】在宅ワーカーの自己管理

          1日2~3時間を週2~3日から、自宅でも働けると言っているデジKAMAは、鎌倉市独自の就労困難者向け支援事業です。たまに誤解されることがあるのですが、サラリーマンの副業やアルバイトなどのかけ持ちのように、個人が複数の所属先から収入を得ることを推進する施策ではありません。既に雇用されている人はこの事業の対象者ではないため、他の職場で副業が許可されていようとも、お断りしています。 通所でも在宅でも、ワーカーをフリーランスとして扱い業務委託することを就労支援としているのが、私たち

          【Pick Up記事】在宅ワーカーの自己管理

          在宅ワークの取り組み方

          こんにちは。デジKAMAスタッフです。 見えないものを見ようとして「在宅ワーク」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。記事のバナー画像は「在宅」で検索して提示されたおしゃれなデザインですが、身体能力が高くて自由ですね。紙が舞っていたり、本を開いたりもしていますが、デジKAMAで目指すはペーパーレスです(印刷を全面的に禁じてはいませんが、不要になったら適切に処分できることを事業所利用ルールで求めています)。 実情により合っていそうな写真素材を求めて試しに「在宅ワ

          「ヒーロー」について、スタッフで話し合ってみた

          デジKAMAには世代も経歴もさまざまなスタッフがいます。業務の進捗や品質を管理し、ワーカーとのコミュニケーションに一喜一憂し、考えたことを率直に話し合える、フラットな職場です。 たまにはプロジェクトやワーカー支援に直接関わらない、価値観に関する会話の機会もあります。今回、ヒーローについて話し合ってみました。 「ヒーロー」ってどんなイメージ?ねこ:場の空気を変える人、何度転んでも立ち上がる人。何でもできるわけではないけれども、ズタボロでも突き進む人ですかね。 いのしし:道

          「ヒーロー」について、スタッフで話し合ってみた

          「普通」について、スタッフで話し合ってみた

          デジKAMAには世代も経歴もさまざまなスタッフがいます。業務の進捗や品質を管理し、ワーカーとのコミュニケーションに一喜一憂し、考えたことを率直に話し合える、フラットな職場です。 たまにはプロジェクトやワーカー支援に直接関わらない、価値観に関する会話の機会もあります。今回、普通について話し合ってみました。 「普通」ってどんなイメージ?ぺんぎん:自分基準の物差しのようなものですかね。 ぞう:はい。他人は関係なく自分の物差しで当然、自然と思うものですね。たとえば、私は毎朝5時

          「普通」について、スタッフで話し合ってみた

          「幸せ」について、スタッフで話し合ってみた

          デジKAMAには世代も経歴もさまざまなスタッフがいます。業務の進捗や品質を管理し、ワーカーとのコミュニケーションに一喜一憂し、考えたことを率直に話し合える、フラットな職場です。 たまにはプロジェクトやワーカー支援に直接関わらない、価値観に関する会話の機会もあります。今回、幸せについて話し合ってみました。 「幸せ」ってどんなイメージ?他人と比べない vs. 優越感を覚える いのしし:仕事でも試験の結果でも、自分が望んで努力した結果獲得した、あるいは維持している状態と定義し

          「幸せ」について、スタッフで話し合ってみた

          【鎌倉の社会資源】コミュニティスペース

          このシリーズでは、デジKAMAに常駐している精神保健福祉士・社会福祉士のスタッフから、鎌倉の社会資源を紹介していきます。 今回はシリーズ第2弾、コミュニティスペースを紹介します。 コミュニティスペースとは地域の方々が誰でも利用できる場所ですが明確な定義はありません。 休憩スペースや交流を目的とした施設、娯楽施設などあらゆる形で交流を図ることができる居場所としての意味合いがある場所になります。 利用できる人は? 基本的にはだれでも利用することが可能です。その場所によって

          【鎌倉の社会資源】コミュニティスペース

          ワーカーに期待するパフォーマンス

          個別説明会で色々な人の話を聞く中で、「未経験の自分にもできそうだと思った」と人気が高いのがデータ入力です。デジKAMAでは、よくクラウドソーシングのサイトで見かける「1件xx円」という単価でのお支払いではなく、パートに近い時給でのお支払いをします。業務委託(準委任)ゆえ、雇用のような手厚い福利厚生はありませんが。 たとえば「月曜、水曜、金曜の10~12時に2時間稼働する」と決めて契約を締結されたなら、体調不良や用事で休まない限り、その時間をデジKAMAからお願いする仕事に全振

          ワーカーに期待するパフォーマンス

          ジャンル別おすすめ楽曲紹介(ワーカー寄稿)

          デジKAMAのワーカーが好きなことについて紹介するワーカー寄稿記事シリーズです。今回はさまざまな音楽を聴いているワーカーに、好きなジャンルとおすすめの楽曲を教えてもらいましょう。それではバトンタッチ🫱 この記事で紹介する音楽のジャンル6選ポップス ジャズ ロック クラシック エレクトロニカ・電子音楽 ブラックミュージック その中でもおすすめを紹介していきたいと思います。 それぞれの特徴ポップス 大衆向けのジャンルです。人を選ばずに、誰にでも好かれるような曲調

          ジャンル別おすすめ楽曲紹介(ワーカー寄稿)

          「働く」について、スタッフで話し合ってみた

          デジKAMAには世代も経歴もさまざまなスタッフがいます。業務の進捗や品質を管理し、ワーカーとのコミュニケーションに一喜一憂し、考えたことを率直に話し合える、フラットな職場です。 たまにはプロジェクトやワーカー支援に直接関わらない、価値観に関する会話の機会もあります。今回、働くことについて話し合ってみました。 「働く」ってどんなイメージ?ねこ:金銭的な報酬の有無にかかわらず、誰かのために自ら行うことですかね。「仕事」よりも「働く」のほうが、年齢幅や活動の幅が広く能動的なイメ

          「働く」について、スタッフで話し合ってみた

          【Pick Up記事】バランスボールで健康増進

          ある日、スタッフが出勤している途中、こんな記事に目が留まりました。 既にこのnoteでも何度も触れているように、デジタル就労支援センターKAMAKURAは鎌倉市の委託事業です。健康福祉部 障害福祉課 障害者雇用対策担当の方々との定例会では、小町通りにあるデジKAMAオフィスに来ていただいています。スタッフは市役所に出向くことがないもので、中でこんなに面白い取り組みをしていたなんて知らなかった…! バランスボールは座りながら運動にもなるという触れ込みで人気が出ました。一家に

          【Pick Up記事】バランスボールで健康増進

          ものまねについて(ワーカー寄稿)

          在籍するワーカーの寄稿シリーズです。 テレビ番組やYouTubeではさまざまなそっくりさんが私たちを楽しませてくれます。イベントの多くなる年末年始、場を盛り上げるために自らものまねを披露する人もいるのではないでしょうか。 今回は、ものまねが特技というワーカーに記事を書いてもらいました。 ものまねとは「物真似」の名の通り、人や物の真似をして表現することです。芸能人など実際に存在する人物の様子を再現する場合と、「マックの女子高生」など自分で設定した人物の様子を想像して表現する

          ものまねについて(ワーカー寄稿)

          【Pick Up記事】津波への備え

          100年前の関東大震災で鎌倉市が壊滅状態に陥ったことは、鎌倉市中央図書館の近代史資料室で公開されている史料でも学ぶことができます。火災や建物の倒壊の他、津波でも大きな被害が出ました。 津波が来たら高台へ逃げる。東日本大震災でも学ぶことになった教訓です。 デジKAMAの事業所はビルの3階にありますが、これよりも高い波が来たのが岩手県の沿岸でした。決して楽観視できる高さではありません。 同じ町内にある保育園では、合同避難訓練をしたとのニュースが先週ありました。近くの妙本寺の

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