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記事を100本書いてみた→それをTableau初心者が分析してみた

デジテック for YAMAGUCHI 運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。先週末のレノファ山口のホームゲーム、天候も結果も素晴らしく、また、腹が丸いキャラのカワイイ系の頂点に君臨するレノ丸(レノファ山口のマスコットキャラクター)の誕生日(4月4日)ということもあり、ビールが進んでしまいました。今週はスーツがパンパンで困っています。

さて、実は、3月31日の投稿で、「デジテック for YAMAGUCHI運営事務局」としてnoteに掲載した記事がちょうど100本となりました!初回の投稿が昨年の7月14日でした(さっき調べました。)ので、始めてから8カ月半になります。私だけでなく、人気コンテンツ「AI Quest攻略日記」の勇者けんたくんや、データ利活用に関してはとくひさくん、コミュニティ運営担当のもんじゃくん、5Gやメタバースの記事を書いてくれたHくんなど、多くのスタッフのお陰で辿り着いた数字です。一緒に四苦八苦してくださった皆さんに感謝です。

ちょうど昨年末あたりに掲載記事数を見た際、100本を超えそうだなと思ったのですが、それから山口県内でも新型コロナウイルス感染症の影響があり、予定していたイベントを取りやめるなどして、書きかけていた記事がボツになったりということもありました。なので、年度末にちょうど100本になったのは、偶然です。狙っていたわけではありません。(既に、4月に入ってから2本投稿しており、これが103本目というのが惜しいところです。もうちょっとチェックしておけばよかった…)

振り返ってみますと、「まずやってみる」「走りながら考える」をモットーに、日々の業務で思ったことや、各種イベントリポートでは、こういう意図で企画しましたという担当者の思い、思いっきり文系人材ですが担当になったばかりに「AI Quest」にチャレンジするようになってしまった苦悩や攻略できた達成感など、普段はあまり外に出ないような情報を積極的に発信してきたつもりです。でも、あれ、具体的にはどんな記事書いたかあまり覚えていないです(笑)。なので、これを機に、ちょっと整理してみました。(※以下は令和4年4月5日19時時点の数値です。)

ダッシュボードから分かること

まず、これまで一番スキを付けていただいたのはこの2つの記事です。

上は昨年の夏にとくひさくんが、下は昨年10月にみっちゃんが書いてくれました。が、残念ながら、これらを超えるスキを付けてもらえる記事はありませんでした。この辺り、大きな反省点です。私ハラマルは、記事を書きだして早々に、自分のセンスのなさを感じていましたが、他のスタッフが書いてもスキが伸びなかったということで、皆さんにスキを付けていただくのは難しなぁというのを実感しました。

次に、最もビュー数が多かった記事はこちらです。

これは、最初に作成した記事です。きっと、「note始めました」とお知らせをしたので、何事が始まったのか?と見ていただいた方が多かったものだと思います。

Excelで分析してみたこと

さて、ここまではnoteのダッシュボードを見れば分かります。もうちょっと分析してみたいのですが、無料プランで頑張っていますので、アナリティクスも見ることができません。仕方がないので、少し労力をかけて集計してみました。これまでの102本について、作者のほか、記事毎のビュー数・スキ数・文字数、作成日をExcelに入力してみました。週間のビュー数も拾ってみました。また、この機会に分類も試みてみました。記事の本文の分析も考えたのですが、エクスポート機能がないため、今回は断念です。

推移(1)

まず、ありきたりな表を作ってみました。週間ビュー数の推移を折れ線で表示しました。最初と11月、3月に山があります。縦棒は週間の記事作成数です。両者は概ね比例しているようですので、記事をたくさん書いたので、ビュー数が伸びたということが言えると思います。一定数の読者がいらっしゃるということなんでしょうね。大変ありがたいことです。

合計(1)

次に、(事実を明らかにするのが恐ろしいですが)作者毎の傾向を見てみます。上図がこれまでの合計になります。記事作成数102本の内訳をみてみると、私ハラマルが半分の54本。次点はケンタくんで12本です。続いて、とくひさくん・もんじゃくん・Hくんが8本となっています。以上の方を含めて、現在までに、12人が記事を作成してくれていました。ゲストで参加してくれた方もいらっしゃいます。

記事作成数はハラマルが多いことは分かっていたのですが、気になっていたのは、私の無駄打ち・空振りです。全般的にあまり「スキ」をいただいていないのであまり参考にはなりませんが、記事1本当たりの平均を算出してみました。

平均(1)

上図のとおり、スキ数の打率が最も高かったのは、とくひさくんで、平均値11.4となりました。一方、私ハラマルは、たったの4.1(泣)。打席が一番回ってくる一番バッターなのに、やたら凡打や三振など打率が低いということで、そりゃ、チームの得点は下がりますね。チーム低迷の主原因が私であることが(予想通り)明らかになってしまいました

平均ビュー数が最も多かったのは、けんじくんでした。1回の投稿でしたので異常値的なところがあるかもしれませんが、ハラマルの2倍以上になっていました。1回の代打で特大ホームランということですね。彼には、機会をみて再び打席に立ってほしいところです!

それから、文字数は、編集モードにすると右上に出てくるので、それで一つ一つ調べてみました。一番文字数が多かったのは、こちらです。

5,523字ということですが、平均としてみると、私ハラマルの記事は2,072.4字と他のスタッフとほぼ同じ程度でした。平均値で一番多かったのは、今まで記事を3本書いてくれたみっちゃんで、3,283.3字と、圧倒的な数字になりました。みっちゃんは、スキの平均取得値も高いので、読み応えのある内容を書き込んでいる、ということが分かりました。

しかし、この分析をしていて気が付きました。長く掲載しているほど目に触れる機会も多いでしょうから、スキ数やビュー数の単純比較はできないですね。最近投稿した記事の方が不利なのは明らかです。

また、安易に平均値だけを見ることは、誤った分析につながります。60点と40点の記事を書く人と、90点と10点の記事を書く人とが、平均点が同じ(50点)だからといって、同一の評価にはならないでしょう。

それに、上記のような分析では、「なら、どうしたらええほ?」という対策につながりません。記事をたくさん書いたら読んでもらえる、ハラマルの記事は人気がない、ということだけでは、「私以外の方が頑張って記事を作成する」ということしか導き出せないような気がします。

う~ん、困りました。分析したものの、どうしましょう。いや、これ、分析と言えるのかな?もっとちゃんとした分析があるんじゃないの?そうだ、Tableauやってみよう!

Tableauで分析してみた

というわけで、私もTableau分析にチャレンジしてみました。先日のワークショップを視聴させていただいた経験(のみ)を頼りに、どんな答えにたどり着くかも分かっていませんが、「まずやってみる」の精神で、トライしてみることにしました。Tableauは、あらかじめ「こういうグラフを作ろう」と決めてかかるのではなく、いろいろな組み合わせを試してみてデータ同士の関係性を探っていくことに適したツールです。

その試行錯誤の結果が、こちらです!(※本当はVIZにして貼り付けようとしましたが、なぜかうまく保存ができなかったため、スクショで失礼します。一夜限りのデータとなってしまい無念です(泣))

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記事の作成日を基に、掲載してからの経過日数を横軸としてみました。ビュー数を縦軸に設定しました。右に行くほど経過日数が多く、上に行くほどビュー数が多いというグラフです。また、分類ごとの傾向を見るため色分けし、スキ数は丸の大きさで表してみました。ここから何が読み取れるでしょうか?

まず、ビュー数が概ね200前後の記事が多いようです。これは、経過日数50日くらいから260日まででも同じ傾向のようです。ということは、大体、固定の読者層(200人前後)が、投稿後1カ月くらいの間に読んでいただいたら、その後はあまり新規読者の目に触れる機会がない(上方に推移しない)ということでは?という仮説が立てられます。これは課題として認識しなければならないことかと思います。

優良

次に、250くらいを超えるビュー数がある記事は比較的人気があったと評価できるかもしれません。特に、上の4つでしょうか。これを見てみると、やまぐちDX推進拠点(Y-BASE)に関する初回の記事、やまぐちAI Questの第1回目ハンズオン講座の記事、デジテック会員同士の共創活動レノファ駐車場アプリ開発の初回記事、メタバースに関する初回記事です。いずれも皆さんの関心の高いものと思われますが、初回投稿ものです。皆さんの興味に合っていたという評価ができる一方、初回投稿に続く記事のビュー数が増えていないのは大きな反省点です。初回だけでなく、続報についても、しっかり、皆さんの期待に応えられるようにしていかなければいけません。

ダメ

そして、メタバースのように経過日数が短くてもビュー数が伸びた記事がある一方、上図は経過日数を重ねてもビュー数が伸びない不人気作です。分類としては赤色の「その他」になります。イベントレポート(オレンジ)や取組事例(緑色)は比較的安定している中、あまりデジテックやY-BASEに関係のない記事は不要だということが分かりました。これについては、心当たりがあります。7月にnoteを始めてから、9~10月にかけて、いろいろ試してみる中で書いてみたものです。失敗であることは認識しましたのでもうやりません(笑)。この失敗作をずっと晒し続けるのも、かなり気力を要します。削除したいくらいです。

そして、文字数との関係性があるのかどうかは、よく傾向が分かりませんでした。分析してみると、ハッシュタグや投稿した時間も関係あるのかな?とか思います。Excelで作業していた時には思いませんでしたが、Tableauだと気軽にいろいろな組み合わせができるので、他のデータが欲しい!と強く思います。が、仮説のないまま、むやみにデータを拾っていく気力が尽きてしまったので、今回は、一旦、この辺りまでとします。

自分たちの取組をデータ化しておく重要性について、実体験として非常に理解できました。そして、あらかじめ仮説を立てておき、労力を要さずに必要なデータ収集ができる仕組みがあると、なお一層良い、ということですね。

まとめ

今回の分析から見えてきたことを整理すると、イベントレポートや取組事例については、デジテックforYAMAGUCHIやY-BASEの本来の取組ですので、比較的安定して観ていただいているようですので、今後も定期的に実施して御報告していきたいと思います。また、メタバースなど、皆さんの関心が高いものについては、引き続き新しいことにチャレンジして、その報告をしていきたいなと思います。

それから、今回明らかになった課題として、同じ取組の2回目以降の記事についても、例えば作成者を変えて違うアプローチで記事を作成したり、新たな読者層を開拓する努力もしていきたいと思います。

これからも、多くの失敗作を生み出すかもしれませんが、また試行錯誤しているな、という目で、引き続き、温かく見守っていただけると幸いです。

また、noteはアカウント登録していなくてもスキが付けられます。この記事を読んでいただいたデジテックforYAMAGUCHIの会員の方は、スキを押していただけると、作者陣の励みになりますし、どれくらいの会員に読んでいただけているのか分かり、次回以降の記事作成の参考にもなりますので、ご協力をいただけると幸いです。



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