『まほろまてぃっく』というアニメをダラダラと見ている。
ガチでじっくり見るというより、note書きながらとか、ソシャゲしながらとか、そんな感じ。

このアニメを見始めたキッカケは、このOP。

最初は、「懐かしい兄が見てたなぁ」くらいの感想しかなく、ボーっと見ていたのだが、ふとスタッフクレジットを見るとおったまげた。

なんだ、このガイナックスの全盛期の塊は…
今でもアニメ業界の最前線で活躍する人物しかいない。っていうか、庵野さんこんなアニメの絵コンテも書くんですね…
んで、監督は山賀さん。ガイナックスの全力投球である。

確かに、庵野っぽさというか、ガイナックスっぽいところもある。

映像としてもそうだし、このアニメ自体が確かにガイナックスの生まれに近いものかもしれない。

このアニメのあらすじとしては、宇宙人と戦うために作成された戦闘用アンドロイド、まほろさんが、中学生の主人公の元に専属メイドとして派遣されるというお話。
基本は日常ドタバタラブコメなのだが、そこに宇宙人やらなにやら、色々な敵が迫ってきて…というあらすじ。

要するに見た目か弱い少女が、巨大な宇宙人やロボをぶっ壊しまくる、という話である。まんまDAICON3だ。

庵野や山賀、赤井といった初期ガイナックスメンバーが世間的に有名になった作品。このルーツに近いから、彼らの全力投球が見れたのかも。

ちなみに、作品自体も普通に「良い」です。劇的な面白さはないし、正直古さを感じる場面もある。
でも、まほろさんが可愛いから、それでよいんです。頭空っぽにして見られる安心感がそこにある。
んで、たまに戦闘シーン回とかに原画が豪華だったりするから楽しいし。すしお原画回とかめっちゃわかりやすい。

それにしても、メイドって廃れるかと思ったけど、しぶとくオタクコンテンツの中で生き残ってる。この時代からずっと、常にオタクたちの心の中にいるのは凄い。
ぜひとも、まほろさんみたいなロングスカート正統派王道メイドが再び流行ってほしいものである。

以上、まほろまてぃっくのお話でした。
ちなみに、個人的に庵野味を感じたのは、続編である『まほろまてぃっく～もっと美しいもの～』のOP。

以上！