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【脅威の子】なおひろ21という男について

今日はあるゲーマーの話をしたい。「脅威の子」「練馬No1」そんな2つ名を持つ男、なおひろ21だ。

Apex日韓1位、世界大会出場権獲得するもその後”とんずら”。
現在は、ゲーム配信だけでなく「100万本動画投稿チャレンジ」「ギター弾いてみた」など幅広く活動しています。

Youtube動画の概要欄より

最初に彼に出会ったのは、Crest Gamingに所属していた時代。調べたら多分もう4年近く前の話だ。同じチームの「ゆきお」を見るために、彼のプロスクリムの配信を見ていた時のことだ。

ゆきおの配信のVCに、ごくまれに、とんでもなく低くて渋い声が聞こえてきた。プロプレイヤーとは思えぬ報告の少なさと、感情のこもってない声。その時は、彼の配信チャンネルなんかは見つけられていなかったので、顔はわからず、歴戦のおじさんプロプレイヤーかと思っていた。

ぜんぜん違った。めっちゃ若かったし、超おちゃらけキャラだった。


脅威のプレイスタイル

彼のプレイスタイルや考え方は非常に癖がある。プロゲームの競技シーンに対する彼の考えはこちら。

過激だ。しかも、思っていても普通はこうして言わない。こんな発言をしちゃうから、「脅威の子」なんて言われるのである。この尖りっぷりが大好き。


その後しっかりIGLのチームメイトに怒られてます



でも、その分彼のエイム力はすさまじい。頭のリソースを動きではなく、眼の前の敵を倒すことに集中しているから、まさに「驚異的」なエイムを見せる。ふだんおちゃらけているが、試合がはじまるとスッと冷静になる。

ちなみに、この動画のタイトルが「惨劇回避」と書かれているのは、彼は一時期、ジブラルタルという、すごく頭を使う必要があるキャラを使っていた。

戦場全体を見て適切なタイミングでスキルを使う。まさに彼の望んでいた「何も考えず100%服従」なプレイスタイルとは真逆なキャラ。当然、戦績は悲惨だった。

その時の宣材写真。悲しみが溢れている。



あと、もう1点。彼のプレイスタイルで自分が好きなところがある。それは、モニターの近さ。

めっちゃ近い。モニターアームでモニターを思っいきり顔面に近づけて、ガン見しながらやるこのプレイスタイル。唯一無二で好き。


古代のYoutuberみたいなおもしろさ

Apexを精力的にやっていた時は、よく彼の配信にかじりついていた。シンプルに配信者として面白かった。当時は同接も100人いかないくらいで、静かな配信に彼の渋い声と銃声が鳴り響くあの雰囲気はすごく好きだった。

自分がApexをやらなくなったのと同時に、彼も競技から引退、OW2に熱をあげるようになり、次第に配信を見なくなった。

しかし、最近は「動画投稿100万本」というクレイジーな目標のために動画投稿に精を出している。100万本という数を達成するために、必然的に1本の動画に対する熱量は下がる。そうするとこういう動画ばかりになる。


古代のYoutuberみたいな絶妙なおもしろくなさが良い。見ているほうも、すっごく気軽に見られる。サムネと内容だけだと完全な底辺Youtuberだ。
でもなぜか癖になる。

Why!?な動画もあるが、それもまたよい。


彼のことは素直に天才だと自分は思っている。計算でこんなことはできない。そして、彼の動画や配信にしかない、謎の魅力がある。配信者として生き残っていくやつっていうのは、だいたいこういうヤツだ。

そんな自分の好きなゲーマー、なおひろ21の紹介でした。

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