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ウメリュウのカッコよさ

ウメリュウのカッコよさについて語りたい。ウメリュウとは、プロゲーマー、梅原大吾こと「ウメハラ」が使うストリートファイターのキャラ、リュウのこと。

ウメハラについての解説は、インターネットの各所で紹介されているので、サラリと。日本を代表するプロゲーマーで、数々の伝説を残し、ギネスにも登録されている格闘ゲーマー。本当にカリスマという言葉がよく似合う人物だ。格ゲー界隈のレジェンド。


そんな彼が使う「リュウ」が大好きなのだ。多くの人がこれには同意するはず。

彼自身はプロゲーマーとして勝利をしなければいけないので、その時に強キャラとされているキャラを使う。だから、リュウ以外のキャラを使うことも多々あるが、やはりウメハラといえば、リュウ、リュウといえばウメハラという人は多いだろう。

どうしてこんなことを書こうと思ったかと言うと、先日ウメハラのTwitchで行われた「ストリートファイターZERO3」のリュウ同キャラ戦を見たから。
素晴らしい試合だったし、ウメリュウのカッコよさを存分に味わえた試合だった。久しぶりに味わうウメリュウ、しびれました。


主人公みたいなヤツが、主人公を使う。

なんで、ウメハラが使うリュウにこんなに人々が惹かれるかというと、1つは「主人公みたいなヤツが、主人公を使っている」からだろう。

ウメハラの経歴、本当に漫画作品の主人公みたいなのだ。

  • 中学生にして全国大会、世界大会を優勝。当時の大会では負け知らず。

  • アメリカの世界大会でみせた、「背水の逆転劇」は最も多く再生されたゲームプレイ動画として認知されている。

  • しかし、「たかがゲーム」に必死になっていることに虚しさを感じ、突如ゲームの世界から消え去る。

  • 雀荘や介護施設で働きながら、格ゲーを封印して過ごす。

  • 雀荘の同僚の格ゲーマー(ちなみに彼も後にプロになり、ウメハラのライバルとなる)に誘われて格ゲーに復帰。ブランクを感じさせない強さであっという間にトップレベルに。

  • 「あのウメハラが帰ってきた!」と国内外で話題に。日本人初の格ゲープロゲーマーになり、数々の大会で優勝。

ざっと書くとこんな経歴。
特に、少年時代に全盛期を経て、その後腐ってる時代があるのが、すごく主人公っぽい。るろ剣の剣心みたいな廃人パートからの復帰は激アツ。

こういうパートが男の子は好き


そんな、日本の格ゲー界隈における主人公みたいな存在。やっぱり主人公が使うキャラは、ゲームでも主人公であって欲しいと思いませんか。

しかも、ストリートファイターの主人公であるリュウのコンセプトが、すごくウメハラにマッチしている。
「俺より強い奴に会いに行く」。このキャッチコピーで、ひたすら武術(格ゲー)に打ち込む姿は、ウメハラ自信と重なるところも多くて、すごく「分身」って感じがするのだ。


格ゲーの「強さ」がハッキリと分かる

リュウというキャラ、主人公だけあって、2D格ゲーの基礎を詰め込んだようなシンプルなキャラ。弾、突進技、昇竜。格ゲーキャラの大事な要素をすべて持っているが、そのどれも、突出した性能ではない。

強い1つの技でゴリ押ししたり、複雑なセットプレイで「わからん殺し」もできない。リュウで勝とうと思ったら、波動で飛ばし、昇竜で落とすというシンプルな戦い方で勝つしかない。

この勝ち方こそ、格ゲーの魅力が詰まった勝ち方だと思う。


よく使われる表現として、格ゲーは高速じゃんけんと例えられる。常に相手の出す手を読み、それに勝てる手を出す。地上戦をしかける相手には弾、それを無視して飛ぼうとする相手には昇竜。それらを潰して何もできなくなり、ガードをする相手には近づいて投げ。

リュウで勝つということは、こうした格ゲーで発生する読み合いに勝つということ。
波動拳を打ち続け、相手が飛んだ時だけ打ってない。まるで相手の全てを読み通しているかのような動きをし続ける必要がある。そしてそれは観戦者としても非常にわかりやすい強さとなる。

だから、ウメリュウはカッコいいのだ。
誰が見ても、わかる動きしかしてない。それでも相手の体力が少しずつ削られていく。ウメハラが相手の心を透視している、そんな錯覚すら感じるくらい、その場を支配する。

今回のZERO3のリュウ同キャラ戦も、そんなウメリュウの魅力をたっぷり感じられた試合だった。本当に立ち回りだけで相手を圧倒している。

小足見てから昇竜余裕でした

そして、今回の試合では、ウメハラの代名詞、ウメ昇竜を見れたのも非常に感動した。
下記動画を再生してくれれば、ウメ昇竜のシーンから。

昇竜拳は、出せば大抵の技には打ち勝つ無敵技。しかし、空振りの隙は非常に大きい。対空以外で出す時は、相手が技を出してくると完全に読み切って出さなくてはいけない。ある種の大博打。

そんな博打を、ウメハラは土壇場でも平気で行うし、そのヒット率の高さに非常に定番があった。まるで、読み合いで出しているわけではなく、技が出るのを見てから打っているかのように。

これがインターネットミームの、「小足見てから昇竜余裕でした」の起源だ。当然「見えるわけがない」とウメハラ本人に否定されているが。
そんなこれぞウメ昇竜という昇竜拳を見れたので、非常に満足でした。


しかし、ウメリュウを見ていると、すごく格ゲーがやりたくなる。
スト6のオープンβ、ほとんど触れなかったけども、評判も良いので買ってみようかなと思った。

6月2日発売なので、皆さんぜひ!(ダイマ)


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