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海外は異文化体験のために行く

ゴールデンウィークらしく、海外旅行に行ってきた。普段は出不精、かつ人混み嫌いなので、こういう旅行をすることはないのだけども。母親がどーしても台湾に行ってみたいということなので、3連休を使った2泊3日の旅をしてきた。

その反動の疲労で全然note更新する気が起きなかったのだが。休暇で疲労するって、人生なかなかのクソゲーである。パワプロのサクセスだったらかなりの外れイベントだぞ。

ただまぁ、久しぶりの海外旅行だったのもあり、普通に面白かった。やはり海外には海外の良さがある。


なんのために海外に行くのかといえば

自分の中での海外旅行の目的といえば。
それはこの画像のような体験をすること。

マンガ『ヒストリエ』より

究極的にはこれだと思っている。日本で育った生粋の軟弱野郎なので、日本以外の国に住もうとは思わないが、たまにはこういう経験は大事。腐る程言われた言葉だけども、「百聞は一見にしかず」で実際に体験してみないとこういうのは本当の実感は得られない。

別に拒絶する必要もなく。かといって無理に自分を変える必要もなく(もちろん失礼のないようにその場ではその土地にあった行動をするが)。気軽に異文化を体験し、異質なことを実感するという体験は海外でしかできない。

観光名所とかよりも、海外においては日常の何気ない光景のほうが感動できる。大量に走るバイク、小汚い路地、飛び交う知らないことば。そうしたものを体験するために海外に行っているのだ。



アジアの方々には申し訳ないのだが、自分の完全な主観でいえば、観光の面白さとしてヨーロッパには勝てないと思っている。中世ファンタジーで育った身としては、何気ない光景だけでテンションマックスになるのがヨーロッパ。

観光を優先せず、うまい飯と程々の観光、ということであれば、日本が最強だと自分は思ってしまうのだ。

アジアの海外の他の魅力としては、物価が安いとかそういう魅力はあるだろうけども、別に日本で贅沢が全くできないほどには困ってないし、ブランドものには興味がないからそこにそれほど魅力はない。安いともちろん嬉しいけど。


そうすると冒頭に書いた通り、街並みとか人々の生き方とか、そういったものが目的と自然となる。今回も、一番感動したのは実は台湾に降り立つ前。

有名な桃園国際空港ではなく、台北都市圏の近くにある台北松山空港に着陸したのだが、その途中で眼下に広がった台湾の建物たちの光景が、全然日本と違う。

日本もぎゅっと詰まった都市設計をしているなと思っていたけども、台湾はそれ以上。大都市は日本も負けず劣らずだが、少しそこから外れたら、一軒家と豊かな自然が広がるのが日本。一方で、台湾は集合住宅か、数階建ての商業ビルが基本で、そうした建物がひたすら並ぶ。

その街と街の間に、豊かな自然が広がる、いや広げてる、と言った感じ。計画的に作られてるなという感想を抱く。日本なんか、山間部の間に存在する平野の中心から都市が広がっていきました、という成立過程が一目でわかる街並みになっている。

あ、写真撮らなきゃ!と慌てて撮ったのでクソ写真


よい国でした

なんだか、全然台湾観光の内容について触れてなかったけども、よい国でした。人は優しいし、治安は安定している。エスニックな汚さもあるけども、日本人が拒絶するほどではない。食べ物も安くて美味しいし、腹も壊さなかった。

唯一の欠点としては、酒を飲む文化がなかったことかな~。お店にもお酒は少ないし、ご飯も酒のつまみとしては味薄めなのだ。呑兵衛としては少しさみしい。同行した母親は酒飲まないのでちょうどよかったのかもだけども。

また行きたいですね、台湾。お酒が飲めないくらい、老いたら行こうかな。


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