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『トップをねらえ2!』を映画館で見てきた

『トップをねらえ2!』を映画館で見てきました。
こんな、ぶっ飛んだ企画がやっていたのだ。

映画館で上映と言っても、劇場用に再編集されたものとかではなく、本当にOVAをそのまま垂れ流すだけ。OPもEDもカットされないので、毎回見ることになる。

そんなクレイジーな企画だけども、初日はほぼ満席だった。やっぱガイナックスブランドってすごい。ちなみに、自分はトップ1はそこまで好きじゃない&色々と仕事が佳境だったので、今回はパスした。


結論から言うと、めちゃくちゃ良かった。1を劇場で見なかったことを後悔したくらい。元々好きな作品だったけども、まさかここまで感動するとは…3話と最終話でボロボロ泣いちゃいました…


劇場で見ることの良さ

19時から開始で22時半くらいまでかかるハードスケジュール。1話~4話を見た後、30分程度の休憩はあったけども。30分じゃあご飯も食べに行くことも中々難しい。

そんな過酷な視聴環境ではあるものの、劇場で見てよかったと本当に思う。音響とか画面のデカさとか、そうした映画館としての物理的なメリットも大きかった。だが、何よりも強制的に集中して1つの作品を見続ける時間作れるのがデカい。スマホも何かも、外界から隔絶して集中してアニメを見れるのは、これはこれで良い。

最近、アニメを見続けることができても2話くらいで、それ以上は集中力が持たないケースが非常に多かった。そんな遊ぶスタミナすらなくなったおじさんには、こういう環境にならないと一気見できない。ありがたい企画だった。


舐め回すように見るスタッフクレジット

6話一気に見るということは、EDも強制的に大画面で6回見せられる。ということは声優から原画、演出まで、名だたる当時のガイナックス陣営を見ることができる。

改めてすごいラインナップ。今のアニメ業界の最前線人材が揃っている。残念ながらガイナックスとしてではなく、それぞれ独立した会社での活躍だけども。

個人的に面白かったのは、ちょいちょい小野大輔がオペレーターなどの端役で出演していたこと。そっか、20年前の作品だとまだ小野Dも新人か…と年月の長さを感じられるクレジットだった。
後は、最終話の第二原画に庵野秀明がいたこと。豪華な庵野の使い方すぎる。めっちゃ原画マン緊張しただろうなぁ。


内容については、もう最高だった。個人的な初見の時の感想としては、1話、2話とかかなりシンドかった印象しかなかったのだが…今見返すと普通に面白かった。5話とかも結構グダった印象もあったのだが。全然そんなことはなく。最初から最後までしっかりと楽しめた。

劇場効果なのか、自分が年を取ったからなのか、分からないが。作品の感想自体はまた個別に書く気力が湧いたら書こうかな。
最後に、6回聞くうちに大好きになったED曲でしめます。以上!


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