見出し画像

ハンドメイド初心者の備忘録【入学準備編】

昨春小学校へ入学した子供のために作ったものの記録です。
一年近く経ってしまったし今更ではあるのですが、未来の自分のために。

■使用した生地
子供が自分で選んだキャラクター柄のオックスをメインに、切り替えや裏地には生地のマルイシさんの綿ポリダンガリーやキルトを使用しました。
マルイシさんの縫いナビにはこれまで何度もお世話になっていて、あまりの激推しにずっと気になっていた綿ポリダンガリーなる生地。無地の布にこのお値段はややお高めかなぁとも思いましたが、使ってみて確かに「圧倒的な縫いやすさ・扱いやすさ」を実感しました。初心者だからこそ投資する価値があったと思っています。裏表を気にせず使えるのも、ほつれ・糸くずが少ないのも、こんなに気楽なんだと驚きました。

それに、色味が豊富かつ色見本が分かりやすい!
今回はメインに使いたい布が決まっていて、それに合わせる形で何色か購入したのですが、全てぴったりイメージ通りの色で嬉しかったです。ネットショッピングは色選びの失敗をしがちなので、ここは本当に大事なポイントです。
更に、その生地に合うミシン糸の番号まで載っているという親切さ。材料を揃えるハードルを限りなく下げてくれるのはありがたいですね。

おかげで、大きな失敗もなく完成させることができました!

■購入した型紙
入園セット パターン 簡単 【縫い代付き】入学入園グッズ 5点セットが作れる型紙 【商用利用可】 (kijimaru.jp)


手提げ袋(レッスンバッグ)

切り替えあり・マチ付き・内布キルトの手提げ袋を外ポケットあり・なしで2種類作りました。(初心者のくせに欲張り)

切り替えに使った綿ポリダンガリーに薄めの色を選んだため思ったより透け感があり、メインのキャラクター生地がうっすら透けてしまったのはやや誤算でしたが、子供本人がこれはこれで良いと気に入っているので結果オーライです。

外ポケットを作るのに三つ折りアイロンが指定より幅広になってしまったのですが、付ける位置をずらすことでなんとかポケットとしての機能を失わずに済みました。アイロン定規使ったはずなのに、不器用はこれだから…

持ち手のアクリルテープは適当に安いのを選んだらめちゃくちゃ頑丈なやつを買ってしまい、縫うのが大変でした。小学生の粗雑な扱いにも耐えられそうなのは良いですが、次はもっと柔らかいのを選ぼうと思います。洗ったとき乾きにくいのも若干気になるので。。

しばらく使わせてみて、マチ付きにしたのは大正解だったと痛感しました。
逆に外ポケットの有無はどっちでもよかったかも。
乾燥機にかけても問題ないのは助かります。
内布のキルトはスタンダードに生成色を選んだのですが、結構汚してくるので(うちだけかもしれませんが…)もっと汚れが目立たない色にすればよかった。

その後追加でもう一個必要になったため、マチ付き・外ポケットなし・持ち手共布で作り足しました。
用途的に薄手に仕上げた方がよさそうだったので、内布も綿ポリダンガリーで。程よいハリ感と、たたんだときのコンパクトさがいい塩梅です。

今度作るなら、キーホルダーや防犯ブザーなどを付けられるように、持ち手にDカンを通しておくのもよさそう。

体操着袋

「ランドセルの上から背負える」というのが便利そうだったので、セットの型紙通りではなくこちらのアレンジバージョンで作ってみました。
といっても袋の仕上がりサイズが若干縦長になるのと、紐を取り付けるためのタブを縫う必要があるのと、背負う分だけ紐が長いのと、違いはそれくらい? 特に難しくはありませんでした。

メインのキャラクター生地は単体で十分賑やかなのでアップリケやフリルなどは省略。
裏地がない分、端の処理には地味に時間がかかりましたが、確かに乾きやすくて良いかも。ただ、こちらも手提げ袋と同じ分厚いアクリルテープを持ち手として使ってしまったのでいつもそこだけ乾かない!

実際に使わせてみたところ、我が家の場合はランドセルの上に背負うのがどうにも難しそうでした。先にランドセルに装着しておくのも試しましたが、一人だとなかなか…体が小さいのか不器用なのか。
また周りの様子から、体操着を入れた体操着袋を更に手提げ袋に入れて持っていくのがスタンダードだと判明したので、背負える長さにしていた紐を短くカット、下のタブは通さず普通の巾着状に直しました。

最初から普通に作ればよかった。

給食袋(お弁当袋)

こちらの「お弁当袋」を給食袋として洗い替え用に3枚縫いました。
このタイプのマチの作り方は初めてだったので少し戸惑いましたが、手順通りにやればそこまで難しくなかったです。

ナフキンやミニタオルが入ればよいのでサイズ的には十分。
一年近く使わせてみてピリングが気になってきましたが、日々ランドセルの中にぎゅうぎゅうに詰め込んでいるのである程度はしょうがないですね。どうやら学校の方針で、ランドセルの横フックにぶら下げるのは禁止みたいです。自分自身が子供の頃は当たり前にぶら下げていた記憶があるのですが。

ナフキン

給食を食べる際に机に敷く用のナフキン、これも洗い替え用に3枚。
検索して出てくるランチョンマットの作り方をいくつか参考にして、裏地付き40cm×60cmで仕立てました。単体で見ると笑っちゃうくらいデカいのですが、お盆やトレーを使わずナフキンの上に直接お皿を置くらしいので、ぴったり机を覆えるサイズにしてよかったかなと思っています。

移動ポケット

トータル4枚縫いました。これが一番難易度高かったかも!
はじめは完成したときどこが何になるのかイメージするのが難しくて、マジックテープを付ける位置を盛大に間違えたりマチがうまく揃わなかったり…
慣れてきても気を抜くとやらかしそうだったので、一工程ずつ入念に確認しながら作業しました。

マチを作るときは、1.5cmを都度きっちり測って折っていくより、最終的に辻褄が合うことを優先しながらいい感じに蛇腹に折ればよいと気付いてからの方が仕上がりが綺麗になった気がします。

ポケットティッシュとハーフサイズのタオルハンカチを二つ折りにして入れて持ち歩かせていますが、出し入れしやすくすぐ慣れてくれました。

今でもなんだかんだマスクを付け外しする機会が多いので、もう一ヶ所ポケットがあればもっと便利そう。

マスクケース

コロナ禍の入学だったこともあり、ランドセル・お道具箱・防災頭巾などあらゆる場所に予備のマスクを仕込むよう指定がありました。もちろんチャック付きポリ袋でもよかったんですが、簡単に作れそうだったので、上記リンクの一つめ「ポケットタイプ」を5〜6枚縫いました。

用途に合わせてジャストサイズで仕上げられるのはハンドメイドの利点ですね。
テプラのリボンテープに名前を印刷して、タグのようにミシンで縫い付けておけるのも好きです。
可愛くて丈夫でお値段もそんなに高くない市販品がたくさんあるのにそれでも手作りしたいのは自分が楽しいから。今後も、子供が喜んでくれるうちはいろいろと作っていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?