こちらのご企画に、またしてもルール違反で参加のコーヒー豆氏（と私）。

らべあろ企画、日本のお城巡りの時も「日本のお城、分かんないんですよぅ」などと言って、差し入れで誤魔化し、何とかルール違反には目を瞑ってもらって参加してきたコーヒー豆氏（と私←しつこい笑）。

今回はせっかくご企画開催中に日本に滞在するというのに、やはり「日本のことは、分からん……」と尻込み。

とりもあえずも、チェコからのお土産を盾に、コソっと参上してみることにしました。

今回お持ちしたのは、「Lázeňské oplatky」。
「温泉ウエハース」とでも訳せるでしょうか。
写真でお見せしているのはチェコならどこのスーパーでも買える箱詰めのものですが、温泉地に行くと、その場で焼いてもらって食べられるお店、なんていうのもあります。

……それで、俳句企画だって言うのに、詠まないの？

う～ん、迷った末、ルール違反その②をやってしまいます。

「日本の世界遺産～東日本編～」に東チェコ編をねじ込みます。
ちなみに温泉地ではありません。

私が昨年九月から今年六月まで通勤していたモラヴィアの街、オロモウツ。
その街の観光の中心となるHorní náměstí（上手かみて広場、とでも訳せるでしょうか）にある聖三位一体の柱。

1716年から1754年にかけて制作されたもので、カトリック教会の権威を見せつけるため、そしてモラヴィア地方では1714年から1716年にかけて流行したペストの終息を記念して造られたそうです。2000年にユネスコ世界遺産に登録されました。

では、一句、試みます。

鷹打も叶わぬ高さ聖三位
（たかうちもかなわぬたかさせいさんみ）
季語：鷹打

三位一体像は背が高すぎて、その高さでは鷹打ちもできないよー、と言うだけの、内容があるんだかないんだか不明な一句。
ま、いつもこんな感じですね、私の詠むものは。

ところで、冒頭の写真に言い添えておきたいのですが。
実家で何か写真を撮ろうとすると、背景に選べるところがない、どうしても何らかのガラクタが写ってしまう……という悩みが。
チェコでの住処では、何とか何もない背景を作れる環境があるのですが、実家はどこを背景にしても何かかっこ悪いところが写ってしまう。
お見苦しい写真を、失礼しました。
コーヒー豆氏に免じて、許してやってくださいまし。

ラベンダーさん、Alohaさん、「ルール違反だから、マガジンには入れられないよ」ということでも、全然構いませんので、どうぞお気遣いなく。
いつもながら、素敵なご企画をありがとうございました。