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披裂軟骨について考えることは何よりも大事なこと

※この記事の内容は改めて無料記事にして発表する可能性があります。

「披裂(ひれつ)軟骨」について考えております。ボイストレーニングファンや、医療従事者の方ならご存知かと思います、のこの骨なのですが、一般の方だとなんじゃそら、とお思いになるかもしれませんね。

まずは慣れないといけません。言葉にしてみましょう。「ひれつなんこつ」。はい声に出して言ってみて!10回くらいいえば馴染みが出てくるはず。

ちょっとずつ説明に入りましょう。

披裂(ひれつ)軟骨はどこにあるのか?それは、喉仏の中です。

喉仏1

こういう絵はこのマガジンを読んでる方なら少しずつ見慣れてきたかもしれません。いいですね!青は「甲状軟骨」、緑は「輪状軟骨」と言います。

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横から見るとこうなります。青と、緑、それぞれの骨が重なってるのがわかるといいですね。

これを真上から見てみます。

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そうすると、「裂け目」が見えてきました。黒の、細長い、三角形の裂け目です。これは「声門」と呼ばれまして、まあ声帯と考えてもらって大丈夫です。で、声帯の後方に「オレンジ」の骨がありますね。

,,,とここまで色分けして描いたわけなのですが、もちろんわかりやすく説明するために色をつけているだけです。実際には色はついていませんよ!

このオレンジの骨が、披裂(ひれつ)軟骨です。とっても小さい骨です。mm単位の大きさです。

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声帯と披裂(ひれつ)軟骨だけを取り出すとこのようになります。さくらんぼみたいになってしまいました。

大きくしてみます。

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披裂軟骨はなんともいえない形状をしております。上、前、横、に山(突起)を持っています。

披裂軟骨はどうにでも動く

披裂軟骨は多様な動きをします。回転したり、お辞儀したり、伸び上がったり。

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