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「捨てるのではなく、モノに去ってもらう」というアイデア

この記事では、思い付いたアイデアや出会ったアイデアのうち、
「面白そう!」なものをアウトプットしています。

・役に立つかどうか?
・実現可能かどうか?
・すでに存在しているかどうか?

といったことは、あまり考えていませんので、ご注意ください。


1.今日のアイデア

モノが一定期間で勝手に消えてくれれば、部屋が片付くのでは?

2.アイデアの中身

ミニマリストという言葉が一般化してきましたが、なかなか「捨てる」という行動を起こせない人も多いのではないでしょうか?

私も、そのひとりです。

服や本など、明らかに使っていないモノなのに、手放せないことが多いんですよね。

そして、手放せない原因は、「もったいない」とか「まだ使うかも」という理由よりも、

「そもそも、要らないモノをまとめたり、分別する時間がない」

という理由が大きいと言えます。

モノが増えるということは、そのモノに対する時間や場所、お金を使うということ。

使わないモノは、なるべく時間をかけずに早く手放したいところです。

なら、「こちらが動くのではなく、モノのほうから去ってもらえばいいのでは?」というのが、今回のアイデア。

たとえば、なんとなく良さそうな服を買ったとしましょう。

しかし、1、2回だけ着た程度で飽きてしまい、タンスに眠らせてしまうことも多いですよね。

このとき、「3か月間手を触れなかったら、自動的に消失する」という機能があれば、捨てる手間が省けます。

3か月というのは、個人的に

「それだけの期間使わなかったなら、自分に必要なかったんだな」

と、諦めがつく期間です。

もちろん、すべてのモノにこんな機能があっては困りますが、

「自分にとって必要かどうか微妙なモノ」

に対しては、あってもいいと私は考えています。

「勝手に消える」というのが難しければ、

「3か月間手を触れなければ、お知らせしてくれるセンサー」

なども、モノを手放すきっかけになるかもしれません。

3.アイデアのきっかけ

逆の発想をしてみる、というのは、新しいアイデアを考える上で基本的な思考だと言えます。

病院は、医師の視点から見れば、「患者さんのところへ行く」のではなく、「患者さんに来てもらう」施設。

陶器を作る際は、手を動かすのではなく、ろくろに回ってもらうことで、キレイな形を作り出せます。

回転寿司では、お客さんが注文する前に、いくつかの寿司をレーンに流しておくことで、スムーズな提供ができます。

これも、「注文」と「提供」の順番が逆になっています。

今回も、そんな逆発想の原理を活かしたアイデアです。

「捨てるのではなく、モノほうから去ってもらう」

あるいは「モノのほうから、『捨ててほしい』というサインを出してもらう」

というアイデアでした。

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