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無意識にやってる、子供への過干渉

先日、
尾木ママのtiktokを見て

「はっ!!」

と気付かされたことがありました。

雨が降ったら家の中へ...
入らなくてもいいじゃない?

東京の公立中学校でのはなし。

ある若い先生が、
雨が降ってきたから、
校庭で遊んでいる子供たちに
「雨が降ってきたから中に入りなさーい」
と言った。

校長先生は、
「そんなことまでいうもんではない」
「雨が降って、濡れて嫌だったら、自分で中へ入るから」
「その自己判断の機会を奪うことは、教育的ではない」
と指導した。

尾木ママ_OFFICIAL
要注意!過干渉になっていませんか?

tiktokより抜粋

大人が、
知らず知らずのうちに
大人の考えを子供に押し付けていないか?

この配信を見て、
ドキッとしました。

「雨が降ったら家の中へ入りなさい」って。

わたし言ってますよぉぉぉ!

例で紹介されたお話は、
中学生のお話でしたが、
自分の意思で行動することができるようになった
我が子ら(小学生と年少)に対しても、
多少の差はあれど、
同じことが言える。

私は、
子供たちの「自己判断」する機会を
奪っているのでは?

と、
日常を振り返ってみました。

アイスは上から食べるか下から食べるか?

そんなこと、
どっちでもいいじゃないですか?

冷静に考えたら
そう思えます。

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ただ、
アイスクリームを
下から食べようとする娘を前にして、
つい

「ダメダメ、下から食べたら
溶けたアイスが穴から出てくるから上から食べて!」

って言っちゃってる自分がいました・・・

尾木ママの話を聞いたあとなのに!


子供の食べたいように
食べれば良いんですよね。

溶けたアイスがテーブルにこぼれたら嫌だ
って思ったのは私・・・

下からこぼれてきて食べにくかったな
って子供が感じたなら、
次は下から食べないでしょう。

私は、大人の考えを
子供に押し付けていました。

怖いことに、
無意識下で!

過干渉が子供の考える力を奪う

自分でも気付かず、
子供に余計な干渉をしていることって
案外多いのかもしれません。

例えば、道具。

包丁は危ないから、
代わりに、食事用ナイフを。

カッターは危ないから、
代わりにハサミを。

「危ない」と思うのは、
それを知っている大人だからですよね。

包丁やカッターで
手を切ってケガした経験があったり・・・

子供がケガしないようにと思って
道具を使わせないでいるのは、
「危ない」を知る経験を
奪うことになってはいないか?

子供が
今はハサミを使おう
これはカッターを使ったほうが切りやすいかも
と自分で判断する経験を奪ってしまっているのでは?

なんていう考えに至りました。

手をケガしたとしても
命に関わるほどのことは起こらないでしょう。

「危ないからやめさない」
って子供をコントロールするときの
常套文句になってしまっていましたが、
なんでもかんでも「危ないから」といって
やめさせるのは大人のエゴ。
反省・・・

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自分のことは自分で決める

子どもには、
自分の人生を歩んで欲しいと思います。

大人や親が決めたものではなく、
自分が選んだ人生。

子供たちが、
自分の人生の岐路にたったとき、
何をしたいのか分からない、
自分で決められない、
のは悲しいことですよね。

明確な将来の夢なんて
なくてもいいです。
ただ、何となく自分の好きなことを
自分で選んで切り開いていくことができれば。

そのためにも、
子供たちが自分で考えて決める
自己判断の機会を
大人や親は奪わないようにしたいですね。

最後まで、
お読みいただき、
ありがとうございました!


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