yuki_yoshizaki

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  • 美流渡ビンテージ古家リノベ

    北海道内陸部にある岩見沢市のはじっこ、美流渡(みると)という地域で、古民家を取得しました。 住むでもなく、なおしながら使いながら、使いかたをみつけたり、素敵な使い手が見つかったら引き継ぐでもいい。 そんな空き家の在りかた・使いかたを探ります。

最近の記事

【番外編】セルフビルドの学校 with UR

またまたおサボりマンがいらっしゃって、なかなか帰ってくれず、更新が滞っておりました(ただの言い訳です)。 お久しぶりでした。更新おサボりマンのせいで水面下になってしまいましたが、作業は進めています。 1月末のことですが、全国に72万戸をもつ日本一の大家さんであるUR都市機構の若手のみなさんが手伝いにきてくださいました〜 URさんは、DIY賃貸物件をいち早く取り入れたり、関西にはDIY部などもあったり、DIY文化を日本に広めた立役者的存在です(たぶん)。 私もDIYをし

    • お久しぶりすぎました。

      前回の更新から10ヶ月くらい経っていたとは。。 書こう書こうって思いを巡らせるばかりで全く筆が進んでおりませんでした。 けど、アーカイブもしたいし、もう一度ブログやるぞおーという思いを新たに今パチパチしてます。 そもそも書こうと思って、力みすぎるからいけないんだー!ってことでゆるっとやります。やりたい!ゆるっと! あれから作業を休んでいたこともあるけど(わたしが)、地道ににコツコツと進めてます。 束石あ入れて、土台交換して、壁補強、床作って、断熱材入れて、気密シート張っ

      • セルフビルドの学校、開講!

        ずーっとカミーと解体作業をしてきたのですが、やっと再生へと舵を切りました。嬉しすぎる!! マルマド舎は、 ここを何にしたい、というよりかは、 ここで北海道の古家の改修方法を学びたいっていう意味合いの方が強いんです。 移住したい人がいても、空き家はあるけど、手を入れないと住める状態ではなくって、だから改修後のイメージがわかないひとは、諦めてしまうケースが多い。 北海道は特に寒いから古家より新築のあたたかい家が好まれる。だから古家でも(まあまあ)あったかくってかっこ良い物件

        • マルマド、再開。

          ずーっと更新しようと思ってとまっておりました。。 こういうの続かないんだよなあ〜と思いつつ、やっぱり記録は残したいので、ゆるゆる書いていくので、ゆるゆる読んでもらえたら幸いです。 解体とかしていたのが去年の冬なので、またひと周りして冬になってしまったーーー! そもそもその間何をしてたんだよって感じだけど、北海道の夏って短いだけにぎゅっと詰まりすぎてて忙かったんです(言い訳) そして、今回は一緒にマルマドを手がけてくれる仲間をゲットしたので、1人じゃない!頑張れそう!!!

        【番外編】セルフビルドの学校 with UR

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        • 美流渡ビンテージ古家リノベ
          13本

        記事

          素敵な大工さんに出会った!!

          フリーの大工さんで、施工方法とかいろいろ教えてくれる方はいないかな〜。 できればリノベの学校的なことやりたいな〜。 とはいえ空知は、全然そんな噂聞かないなあ。 ニセコエリアには、面白い大工さんたちたくさんいるのにー。 と前々から思っていたのだけど、 あんまり口に出していなかったのかもしれない。 絶賛お世話になりまくっている來嶋さんにふと相談してみたところ、 長沼のyomogiyaさんは?? 美流渡にも呼びたいと思ってるから、今度ゆっきーにも紹介するよ! とすぐに予定を

          素敵な大工さんに出会った!!

          命名:マルマド舎

          だだん! まず、空き家リノベの様子をコロカルさんに取り上げていただきました〜! http://colocal.jp/topics/lifestyle/ecovillage/20170126_90368.html まだ何にもはじまってないのに、本当にできるのかわからないのに、コロカルに載ってしまっていいのか!?と私も不安でいっぱいですが、 書いてくださったライター來嶋さんの連載は、成功事例というよりかは、もがいている姿を等身大で映し出している感じなので、まさにこれからもがく

          命名:マルマド舎

          お家ってえらい。

          解体の後は、何回か掃除作業に入ってます。 古民家の改修をはじめて、うすうす気づきはじめているとことがある。 古民家を改修するとは、 「その家の歴史と向き合うこと」 っていうとなんかかっこよく聞こえるけど、実態はその歴史の分、つまり築年数分の 「ホコリと向き合うこと。」この言葉に尽きる。 塵も積もれば山となるっていうけれど、 塵も積もれば雪崩となって落ちてくるようです。 そのほか壁をあけるといろんなものが出てきます。 ヘビの抜け殻。 唯一断熱

          お家ってえらい。

          ロケットストーブ番外編

          前回、ほとんどあるもので作ったロケットストーブ。 ださっ!を連呼し過ぎたのでちょいと一手間加えてみました。 まずはミッチャクロンを全体にスプレー。 ミッチャクロンは、塗料がのらないようなものに塗装したいとき、プライマー(下地)として吹き付けるとなんでも塗装できちゃうすぐれもの。 普通はペンキを塗れないような素材でも、このスプレーを使うとどんなものにでもペンキが塗れてしまうという塗装界の救世主的存在なのです。 タイルとかにも塗れてしまうのですよ。 一斗缶は、ミッチャ

          ロケットストーブ番外編

          おうちの脱皮(解体)その2

          さてさて、解体午後の部がはじまりました〜。 壁は剥がし終わったので、天井もやっちゃいます! 日が傾いてることは一目瞭然。 時間との戦いだー! ここで、またまた救世主。 美流渡に来春移住予定で、おうちの改装真っ只中の大工Kさん。 家のつくりかたをわかっている方は、解体の仕方も美しい。 天井板に溜まっているゴミが落ちないよう、丁寧に解体してくださってます。 ドサーっ! 音がして何かと思うと、50年分のゴミが雪崩のように落ちていく。 視界がくもる〜。 なぜか大量の

          おうちの脱皮(解体)その2

          ロケットストーブを作ろう!

          お昼のサイレンがなるやいなや、解体は一休みして、お昼ごはーん! お天気も快晴だったので、外でBBQしましたよ! ちなみに北海道の冬ですけどねっ!! グリルの上が肉肉しい... 豚汁を差し入れにいただいたり、おのおの焼きたいもの持ってきたり、火があるってやっぱりいいねー! ゴハンを食べながら、 本日の隠れメインディッシュ作りがスタート。 「一斗缶ロケットストーブ」使ってない一斗缶や煙突、パーライトをいただいたので、買ったのはアルミテープくらい。 みなさん、ありがとー

          ロケットストーブを作ろう!

          おうちの脱皮(解体)その1

          古民家改修って、あーできるかな、こーしたいな、みたいな妄想は尽きないんだけれど、予算も限られているし、どこまで内装をいじるかっていうのが難しいところ。 塗装をして塗りつぶすのは簡単だけど、床壁天井は今まで何層にもボードが上貼りされていて、なんだか息苦しそう。 手を入れながら使いかたを考えようと思っているので、50年以上頑張ってきたこのお家の表層を1度剥がして、空気をいれてちゃんと呼吸させてあげようと思います。 一枚一枚、壁や天井を剥がさせてもらって、 このお家が積み重ね

          おうちの脱皮(解体)その1

          ビフォー。

          改装前のビフォーはこんな感じ! これがどんな風に生まれ変わるでしょう〜 ↓玄関 建具がいい感じーーー! ↓居間 玄関の建具をあけると6畳間。 奥は襖で仕切られたお部屋が3つ。 ↓居間の右手には台所。 奥の扉はお風呂。 ↓廊下 襖で仕切られた3つのお部屋へは、廊下からもアクセスができちゃう♫なんとも遊郭っぽいつくり。(遊郭行ったことないけど) ↓二階 丸窓!と六畳間が2つ。 といった感じに広〜いお家。 さて、どこから手をつけましょう。 ちなみに

          ビフォー。

          27歳女子、お家を取得。

          27歳が女子なのかどうかっていうみんなのツッコミはひとまず置いておいて、 北海道の美流渡(みると)っていうポテンシャルしか感じられない かわいい名前の地域で、このたびお家を取得しました。 特にぱっとしない見た目で、築年数も不明なお家。←失礼。 けど、造りがおもしろくって、炭鉱で栄えていた時代は遊郭だったという面影が右上の丸窓から伺えます。 ↓以下、空き家取得の経緯。 たまに移住希望のかたに空き家を案内したりするんだけれど、ほぼ”廃屋”みたいなのばかりで、すぐに

          27歳女子、お家を取得。