フェイジョアの可能性を探る2
前回👆の続きです。前回を要約すると👇
漬けてだいたい一ヶ月経ったので結果発表と行きましょうか。
実のみ、皮のみ、実と皮両方の3パターンを比較します。
皮のみ
さて、肝心の味ですが、やはり皮由来の苦みが抽出されてますね。不快な苦みではなく、トニックウォーターのような感じ。強炭酸で割って飲むといい感じかな。
実のみ
皮をとっているので苦みはほぼなく、やや甘めに出来上がっていたので飲み方としてはロックかお湯割りなんてのも悪くなさそうです。生フェイジョアの香りをケミカルに感じる方にとっては漬けた実を食べやすく感じるやも。
実と皮両方
この果実酒は熊本の物産館で購入したフェイジョアを使ったものです。
香りはもちろん、皮由来の苦みと酸味も感じられますが、実が少なかったのもあって甘みが私の好みではないですね…ちょっと修正しておきましょう。
フェイジョアは香りが強いので漬けてすぐに飲める果実酒が出来るのは魅力的ですね。揮発性が高い香りが長期熟成ではどう変化するか未知数ですが…
余談
以前投稿した👇記事にちょっと補足しておこうと思います。
このタイトルだと『果実酒を長期熟成させちゃいかんのか?』というお叱りをいただきそうですが、挑戦的なレシピを10年放置した結果微妙だったというだけで、鉄板レシピで仕込み保存状態がよければ長期熟成しても美味しい果実酒はできます。
ブランデー由来の干しブドウのような風味に10年の歳月によって梅から完全に抽出されたコクが加わり、飲み干した後、グラスに残る雫すらそれが銘酒であったという余韻を放っております。
余談の余談
2023年は断捨離の年にしようということで色々と片付けている最中ですが、ウィスキーと果樹は価格決定において結構共通している部分があるように感じました。供給量が安定していると有名ブランドでも価格が安定しますが、人気沸騰のジャパニーズウィスキーだとノンエイジでも手が出ないレベル。
新しく買わずにあるものを飲むとして、こいつらを飲み終わったらブレンデッド果実酒とか、そっち方面に趣味をシフトしますかね~
究極、個人の趣味で作るものは自分で飲んで美味ければ正義なので。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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