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ここに洞窟物語はない:PUSS!を享受Elec,Please【XAVIL月報】

1月のゲームまとめです。
セールでゲームを補充したのでいっぱいやるものがある!
ちなみに毎回どうやって文章書くのがいいか手探りで書いてるのでフォーマットがコロコロ変わってます。ごめんね…。


■here Is No Game: Wrong Dimension

7.7時間。実績コンプまで。

概要:

ここにゲームはない。だから、そこらじゅうをめちゃくちゃにクリックするのは今すぐやめてほしい。ゲームの世界から追い出されたくはないよな? もちろん、ないはずだ!(販売ページ引用)

感想:
新年一発目にやったゲーム。
ゲームを開始してからすぐに「ここにゲームはねえよ。帰れ」と言われるゲーム。The Stanley ParableやPony Islandのようないわゆるメタ・ゲームの要素を軸にしたポイントアンドクリックアドベンチャー。
特徴としてメタ要素とゲームあるあるを軸に据えてるところで、次はどうなるのか?とにかく次が気になる仕組みになっています。レトロゲームが好きな人ほど楽しめるかも。惜しむべきは日本人にはタイトルも相まってどういうゲームかが全然わからないところ。概要も意味不明だしゲーム画面見てもどういうゲームか伝わらないんだわ…。


■ファミレスを享受せよ

2.8時間。全エンドクリアまで。(実績はちょっとダルかった)

概要:
なあ君、ファミレスを享受せよ。 月は満ちに満ちているし ドリンクバーだってあるんだ。(販売ページ引用)

感想:
新年二発目にプレイ。クリアしてから知ったんですけどV界隈でちょっと前に流行ってたらしい?
ゲーム自体はシンプルなアドベンチャー。ストーリーとしては、謎のファミレスに閉じ込められた主人公が、ある国の王子、姿を見せずに扉越しに会話をしてくる人、OL、青年達と会話を繰り広げて脱出を試みる……といった話。特徴的なのは世界観と絵のタッチ。レトロゲームのような雰囲気をまとったUI、絵、音楽に加え、多種多様な登場人物(王子…?)そして明かされるこのファミレスの真実。クリアした時のなんともいえない、程よく良いものを食べた感じがよかったです。プレイ時間もほどよいので修行ゲーの合間にどうぞ。

(ちなみに中盤に出てくる例のパスワード、この世界観だからこそ許されるものだと思ってかなり好きです。ここから主人公が好きになってきた。)


■PUSS!

9.6時間。クリアまで。

概要:
クレイジーで不条理、挑戦的な、子ネコをゴールまで連れて行くゲーム!(販売ページ引用)

感想:
そろそろ歯ごたえのあるゲームやりたいなの気持ちでチョイス。
電流イライラ棒をVaperWaveな世界観にしたゲーム。
なんといっても世界観がヤバすぎる。やってる最中電子ドラッグを接種してるような気持ちになってしまった。世界観に負けず難易度もなかなかハードで、多種多様なギミックで容赦なくネコチャンが死んでいきます。更に、ワールドの中のステージはランダムなので簡単なやつが常に来るとは限らない、色々な地力が求められます。とはいえ投げっぱなしの難易度ではなく、クリアするごとにお助けキャラが増えていくのでやればやるほど上手くなるいいゲームに仕上がっています。オススメ!


■Papers, Please

16.5時間。実績コンプまで。

概要:
おめでとう。
10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。
即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くように。
貴方とその家族には、東グレスティンの8等級の住居が割り当てられる。
アルストツカに栄光あれ。

ここは、共産主義国アルストツカ。隣国コレチアとの6年間の戦争がついに終わり、国境の町グレスティンの半分を正当に取り戻し、晴れて国交を再開することに。あなたの仕事は入国審査官としてアルストツカへの入国者を審査することです。仕事を探している移民や観光客の中に潜む密輸業者、スパイ、テロリストたちを見極める必要があります。入国希望者のパスポートをはじめとする数々の書類をもとに、入国を認めるか、拒否するかを判断しなければなりません。(販売ページ引用)

感想:
もはや説明不要の入国審査ゲーム。もちろん存在は知っていてオブラディン(次回作)はやっていたものの、なんとな~くやる機会がないまま来ていたので満を持してプレイ。
ゲームとしては、条件に合わせて間違いを見つけて許可/不許可をしていくというシンプルなもの。そこに、日々の情勢の変化で身体的特徴チェックが増えたり、就労許可証チェックが入ったり…と確認情報が増えていったり、特別な事情を持った人が来たり(国家転覆を企む秘密組織や、夫婦の片割れが不正パスポート持ち、とか)といった様々な要素で世界観に引き込まれていきます。ドット絵なのも相性がよくて、文字とか日付とか見落としちゃうんだよね……。慣れていくと動きが洗練化されてプロフェッショナル入国審査官になれます。
ゲームをクリアした後は公式ショートフィルムを見るとゲームとのリンクが感じられて最高です。文句なしのおすすめおすすめ。


■ElecHead

3.8時間。真ENDまで

概要:
なし(販売ページ引用)

感想:
アクションパズルゲームです。電気マン(仮名)がオブジェクトに触れて通電すると仕掛けがオンになるので、電気のオンオフを切り替えてマップを進んでいくパズルです。
特徴的なのは、徹底して言語を廃して絵やMVで説明しているところ。DQ1でRPGを知らない子どもたちの為に、鍵を使うというのを部屋に閉じ込めることで自然と理解させるのに近いですね。このゲームもタイトル画面から動かせるようになってて自然とゲームを理解できるようになっています。レベルデザインも優秀で(レベルデザインって言うとレベルデザイン警察が怒ってくるらしいけど無視します。)、先に進む度に階段状にう難易度が上がってくれてとても楽しい!
個人的に一番声が出たのは終盤。1時間ぐらい膝を叩いて感心してしまったのでこれはぜひ自分の目で確かめてほしい。難易度も手頃で息抜きにぴったりなのでやってみてね。


■洞窟物語

10時間。通常ENDまで(TrueEndに向けてプレイ中)

概要:
記憶をなくし見知らぬ洞窟で目覚めた少年は、そこに暮らす不思議な種族ミミガー達と出会う…。彼等を狙うドクターの野望を砕け!果たして少年は過去を取り戻し、真実にたどりつけるのか!?(販売ページ引用)

感想:
もはや説明不要のメトロイドヴァニア。これもペパプリ同様なんか後でいいか~~……で後回しにしてました。特徴的なのはレベルが上っていく武器システムとエンディング分岐、見た目からは想像できないストーリー、辺りなのかな?
めっちゃ面白くて上に上げた要素も存分に楽しんだんですけど、そこを差し引いてもちょっと今やるには辛いゲームだな…と感じてしまった。ストーリー重視のメトロイドヴァニアも昨今は多いし、セーブポイントやボスの置き方も一世代前の不便さを感じてしまった。
総じて、せめて10年前にやっていれば感じ方も違ったはず……という感想なんですけど、それでもキャラは魅力的だし、二週目でもゲームから無限に味がするのは流石の名作といったところ。

余談なんですけど、ドラクエシリーズを6以外やったことなくてどこかで1→12の弾丸チャレンジをやりたいなと画策してるんですけど、多分これも1-3辺りは当時の熱や革新性をゲーム本体からは感じられないんだろうなと思ってます。時代と共にゲームの立ち位置も変わってしまうんやな……。

■バルダーズゲート3

2.6時間。序盤まで(返金済み)

概要:
パーティーを集めてフォーゴトン・レルムに戻りましょう。友情と裏切り、犠牲と生存、究極の力への誘惑の物語が待っています。

脳に植え付けられた寄生生物「マインド・フレイヤー」の影響で、あなたは謎の能力を得ます。抵抗して闇に抗うか、腐敗を受け入れて究極の悪と化しましょう。

『Divinity: Original Sin II』の制作チームが贈る、ダンジョンズ&ドラゴンズの世界で広がる次世代RPGをお楽しみください。(販売ページ引用)

感想:
無理でした。
メタスコア96!TGA総嘗め!やる人やる人絶賛の嵐!これはやらんとあかん!と思って満を持してプレイ。
結果、無理でした。

元々RPGがクソ苦手で、そんな男がこんな無限のゲームに手を出すのがそもそもの間違いだったんやなって今だと思います。
無理を感じたのは主に下記ポイント
・TRPG的なテキスト → 全然頭に入ってこない。
・情報量の多さ → なんで序盤の戦闘で取れる行動が30個ぐらいあるの……
・難易度の高さ → 序盤で死屍累々な状況多すぎて一瞬で疲れた
・キャラのバタ臭さ → 上の要素含めてこのビジュアルで頑張る気になれなかった

序盤、廃城?で戦闘になった時に瀕死の状態でなんとか終わらせた後に、足を滑らせて地下に落ちて瀕死のまま次の戦闘が始まった瞬間に「あ、もう無理」となってそのままゲームを終了。もう1回ぐらい起動する元気があったら続けようと思ったものの全然起動する気にならず、Steamサポートに泣きながら返金申請をしました。
評価ポイントである「無限にあるあなただけの物語!」といった部分にすら行ってないので真に向いてなかったのを実感しています。

とはいえ、これを機に自分がなぜRPGが苦手なのか、ゲームのシステムで何が苦手なのかを再度認識することができたのでとても有意義な2.6時間だったと思います。
これを踏まえた上で、上で言ったDQ1→12マラソン、全然完走できる気がしないなというのがまた。

■終わりに

1月はめちゃくちゃゲームやったな…。
2月はとても評価が高いSANABIをやりたいので早く翻訳の修正が来ることを祈ってます。
ではまた。

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