7話:飛べ!イサミED プカプカ「負けるもんか」
-まえおき-
飛べ!イサミの後期ED。土曜の夕方、NHK衛生第2で放送されていた作品。
個人的にリアタイで観てた作品なのでかなり記憶に残っている。
SFとカラクリ、新選組を組み合わせた設定。
主人公の小学生たちが悪の組織、カラクリ天狗党と戦う展開。移動がチャリ、秘密基地、秘密道具。今観ても胸踊る。長らく高いDVDでしか観れなかったが、去年辺りからアマプラやdアニメで気軽に観れるようになった。
久々に観ると、場面切り替えを小太鼓の音で切り替えまくっていて、すごくテンポがいい。
ギャグがかなり入っているのも特徴で、子供向けに見せるを基本に、スラップスティックなギャグがすごく多く、それが自分のツボにかなりハマった。言葉やテクじゃない笑いの取り方は時代関係ないパワーがある。
-考察-
飛べイサミの曲と言ったら、TOKIOの「ハートを磨くっきゃない」だが、ELOの曲調的な感じから始まる「負けるもんか」のエモい曲を個人的には推したい。
BPM130とギターポップの曲調。
DTMを始めて、楽器の配置を意識するようになった。クラブ用に音の調整を考えても、低音とキックの弱さ以外はほぼ最高のバランスで音が配置されている構成。
平坦ではない奥行きがオープニングのシンセからエモさが際立つようにできていて好き。
前期EDがスピード感ある曲に対し、この曲は本編終了後の余韻に浸れように作られた後期ED。放送終盤はコメディからシリアスになり、話の結末に向かう展開なので前期後期と目的を持って制作された曲。
配信で出回っているので入手は楽。名曲を簡単に聴けることはかなり嬉しい。
CDとTV放送とではとくに違いはない。
-オマケ-
OPとEDは手軽に聴けるが、劇中歌が入ったアルバムはプレミアになっていて聴くのが困難だ。(ジャニーズの曲が関わるため再販することは皆無)
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