なんだか久しぶりに自分の頭の中がまっさらにリセットされたような気分だ。

8月に1週間くらい北海道に帰っていた。パソコンも持っていかず、SNSも最低限しか見ず、1週間をすごして帰ってきたら、ものすごく頭の中がすっきりしていた。

北海道では頭も使わず、本当にやりたいことだけをして、会いたい人だけと会う時間をすごせた。

帰ってきたとき、今ならどんな情報も取り入れられるし、なんでもやれるような気がした。

ここ最近の自分はいかに限られた脳内リソースの中でかつかつに歩んでいたのかと気づいた。

観るもの、買うもの、することも、それなりのジャッジで選んできたような気がする。その選択を何度も繰り返しているうちに、それがあたりまえになっていたのだろう。

クリアな自分になると、選択はシンプルだ。心の想うままに、深く共鳴するものを選んでいく。それが自分に浸透していくと、まあ欲しいかな、くらいのものはいらなくなる。

今日という一日をどうすごそうかと頭で考えて迷うことがしばしばあるのだが、それも今自分がやりたいこと、自分の心の声に正直になれると、迷いがなくなった。

観たいものを観て、書きたいと思ったら書いて、ギターを弾きたいと思ったら弾く。まあ、書いてみると、やっていること自体は以前と変わらないなーと気づくのだけれど（笑）

だけど、より自分のあるがままに近づいているように感じられる。

いろんな情報や感情で頭や心の中がいっぱいいっぱいになると、選択をするための余裕がなくなってしまう。自分の状態に自覚的であれれば。

できるだけ、この状態を保っていたいから、自分自身で、自分の心の奥から求める声がなんなのか、見失わないように、気づける心の余裕をつくれるように、歩んでいく手段をいくつかもっておこう。

そんな風に思った日曜日の夕方。人生老後気分であとは余暇をすごすだけなんて思っていたけど、ここからまた色々積み重ねて行って、広げていけそうな、根拠のない可能性を感じているよ。そう思わさせてくれた人々に、日々に、感謝。