見出し画像

おばあちゃんの手紙とおばあちゃんの家族について

おばあちゃんが1ヶ月か2ヶ月に一度くらい手紙をくれます。昨日もらった手紙をさっき読んでいて生きることっていいなあと思いました。

ぼくはおばあちゃんっ子で、一番怒ってくれて一番しつけてくれて、一番期待してくれて、一番誇りに思ってくれて、一番揺るぎなく味方でいてくれている、と感じる存在がおばあちゃんです。

おばあちゃんはいつも庭の手入れをしていて、小さい頃からおばあちゃんの庭仕事をそばで見たり、花の解説をしてもらうのが好きでした。

おばあちゃんの手紙は庭の花の様子から始まり、実家の光景が目に浮かびます。そして、広尾にお墓詣りにいったお話、病に伏せているおばあちゃんの弟に会った話が綴られていました。

弟に会いにいったときに、弟が泣いてくれて、おばあちゃんが大事にしている庭は弟がつくってくれたもので、その感謝と今も大事にしている話をしたらまた弟が泣いて、というお話がとても素敵だなって思いました。

そんな仲の兄妹っていいなって思うし、80年同じ世界で生きている仲ってすごいなって思うし、色々あった上での絆とか、重ねてきた時間故の重みとかいろんなことを感じさせられて、本当に生きるって幸せなことだなとしみじみ感じました。いやあ長く生きたいものですなあ。

おばあちゃんは10人くらいの兄妹の一番上なこともあってか、兄妹に会っている姿を見るといつも慕われ尊敬されていることを感じさせられます。それは愛故に、だと思います。

おばあちゃんの親戚はみんな気が強くて、だけど芯があって、少しお茶目で、生真面目で、繋がりには太い根が張っている感じがします。おばあちゃんの親戚がたくさんいる海の町、広尾町・大樹町は僕がとっても好きな町です。またいつか行きたいな。

サポートでいただいたお金は全てサポートに使わせていただきます。note村のスキの循環が活性化します。