ウィルス性胃腸炎をやらかしてから、食べても体重が増えず、安定していつもより低い体重を保っていた。
しかし昨日、ふと体重計に乗ると、最近の暴飲暴食の結果はちゃんとついてきていた。
必ず結果はついてくるし、この世は所詮因果応報。「食えば太る」は、まやかしばかりのこの世界において数少ない圧倒的な真実。
もう何度目かわからないので、その体重増加を受け入れるのは私にとっては容易いことだが、今回ふと気づきがあった。
痩せているとき(もしくは食べても太らない期間)、私は痩せることを恐れてはいなかったか。
食べても太らないことに不安を覚え、糖尿を疑い病院にまで行った。
もっとタチの悪いことに、「食べても痩せたままの状態は、どのくらいまでいけるのか」を測ろうとしていたきらいさえある。
それはちょうど、禁煙を志した人がおおよそタバコを欲しなくなった時に、「今なら吸っても大丈夫か」を試したくなってしまう心理に近い。というかほぼ同じ。
禁煙は「する」のではなく「し続けなければならない」。
ダイエットも同じなのだ。「痩せる」のではなく「痩せ続けないといけない」。
いくら頑張ってもすぐリバウンドしてしまう、痩せられないという人は、もしかしたらこういうことなのかも知れない。
少なくとも私はそのタイプのデブ脳のようなので、目下自分に暗示をかけている。
痩せることは怖くない、と。

#3行日記